終わりの歌が聴こえる の商品レビュー
本城雅人が書きたかったテーマなんだろうな。たくさん出てくる歌詞にもピンと来なかった。得意の新聞記者もので進むのが良いと思う。3.5
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カリスマ・ロックバンドの物語。 多くの人を惹きつけるスターは、 どういうメンタリティを持ち、 どのようなこだわりを持ち、 どのように生きているのか。 その姿は一般の人たちと地続きでなく、 ぶっ飛んだ部分を持つ。 常識では考えられない感覚を持つ。 なぜ、そうしたメンタリティを持...
カリスマ・ロックバンドの物語。 多くの人を惹きつけるスターは、 どういうメンタリティを持ち、 どのようなこだわりを持ち、 どのように生きているのか。 その姿は一般の人たちと地続きでなく、 ぶっ飛んだ部分を持つ。 常識では考えられない感覚を持つ。 なぜ、そうしたメンタリティを持ち、 そうしたこだわりを持ちえたのはなぜか。 どうして、そう生きなくてはならなかったのか。 バンド解散のきっかけとなった、 あるメンバーの死をめぐる謎を追う中、 そうした様子が明らかにされる。 その理由がはっきりとしていく。 ぶっ飛んだスターの感覚が、 リアルに感じられるのは、 その謎を追う者が一般的な者だからだ。 事件を再捜査する刑事。 もう一人、 かつてバンドのマネジメントを務めていた男。 バンドが起こすもめ事を収め、 次々巻き起こるトラブルに決着をつけ、 バンドやメンバーに対て献身的に尽くす。 物語は刑事とこの男の二つの視点、 現在の捜査と男の回想が交互に挟み込まれ、 展開していく。 少しずつ明らかになる真相に すっかり惹きつけられ、 時間が経つのを忘れ引き込まれる。
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(ジョン+ポール)÷2=ベルと保 (ジョージ+リンゴ)÷4=味本とサダ坊 (Bエプスタイン+Gマーティン+Hデーヴィス)÷3 =藤田 (パティ+ヨーコ)÷2=寺田 ビートルズの伝記を読んでるような錯覚を覚えた。 そこに事件性を持たせて、二重に楽しめた。 イントロとのつながりがほ...
(ジョン+ポール)÷2=ベルと保 (ジョージ+リンゴ)÷4=味本とサダ坊 (Bエプスタイン+Gマーティン+Hデーヴィス)÷3 =藤田 (パティ+ヨーコ)÷2=寺田 ビートルズの伝記を読んでるような錯覚を覚えた。 そこに事件性を持たせて、二重に楽しめた。 イントロとのつながりがほぼ終盤で、思わずイントロを読み返す始末。 しかし刑事って出張多いなー
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主題に対し過程が長すぎて、「これってこんなに長編にする必要あるの!」と思ったが、たぶんこの小説は過程を楽しむ本として書かれたのだろう。個人的には、ダラダラとつまらなかった。
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ロックバンドが好きなので期待して読んだが、下品な描写が多かったり真相もショボかったりと残念な点が目立った
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89アマチュアバンドの勢いがあった時代を懐かしく思い出す。つい昨日のような感じがするけど、主人公より歳をとったことに驚く。ぶつかって悩んででも仲間と言える生涯の友がいるっていいよねw。最終章がちょっと雑だったかな。
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ミステリーだと思うと物足りなかったです。登場人物にもいまひとつ共感できず、こんな時代やこんな生き方もあるだろうねーという読み物として読んだ感じでした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
19年前の人気ロックバンドの天才ギタリストの死に関するミステリー。 構成から、刑事視点とジャーナリスト視点で真相を究明するのかと思いましたが、謎解きは刑事視点で、過去の経緯がジャーナリスト視点ということでした。 真犯人は予想通りでしたが、動機が嫉妬とは・・・。 わからないでもないですが。
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前作が面白かったのでよんでみた。伝説のロックグループの事故の真相を解き明かすという作品。随所にリアルスターの名前が散りばめられて、豪華な感じはしたが、全て感情的な面が先走っていて、そこが残念。
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長い割には変化がなく途中で挫折しそうになった。 結局最後はこれかぁ、という感じでした。 音楽についても本格的には思えず、ただ歌詞に込めた想いは並々ならぬ、と思ったらしっかりと最後のオチに繋がっていた。だから途中で歌詞をしっかり読まないとならないのでした。私はそこを読み飛ばしたのが...
長い割には変化がなく途中で挫折しそうになった。 結局最後はこれかぁ、という感じでした。 音楽についても本格的には思えず、ただ歌詞に込めた想いは並々ならぬ、と思ったらしっかりと最後のオチに繋がっていた。だから途中で歌詞をしっかり読まないとならないのでした。私はそこを読み飛ばしたのが良くなかったかも。
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