1,800円以上の注文で送料無料

逆さに吊るされた男 の商品レビュー

4.5

3件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2022/05/18

中途半端な気はした。地下鉄サリン事件及びオウム真理教を作者の視点で捉えた一面を、それもフィクションの形で紹介したもの、である。でしかない、とも言えそうだ。

Posted byブクログ

2022/03/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この人の文章はやっぱスキだな と思っていつも読んでいるのだけれど、その理由がわかったのが本書。この人はとても人間らしく、またそれを隠すことなく、名前を変えた主人公としてそれを表現する。目次もなく数字で区切られたchapterの領域が終わる終盤、そこで描かれているのは魔境。本書でもよく登場する言葉で、魔境については自分にも思い当たるフシがあり圧巻のgrooveに涙をにじませながら読み進めた。映画のエンドロールのような余韻が残る重厚な良書。

Posted byブクログ

2021/04/14

これは、死刑囚との交流という形をとった、不思議な「私小説」だった。文庫版で巻末に、執行後に追記されたあとがきがあったおかげで、現実に戻れた。人が未知なるものに巻き込まれていく感覚を疑似体験した思い。

Posted byブクログ