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TEN(下) の商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2023/07/06

★★★ 今月2冊目。 まさかのカンちゃんが裏切りに。 ドヤから這い上がってついに社長に。 しかし、私娘をテンと呼び、息子カンちゃんだし、名前同じでびびった本だったな

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2023/04/20

月岡光隆社長の下、小柴俊太は次々に実績を挙げる。さらに球団買収の難題を解決、本社の取締役に抜擢。そんなある日、重大な不祥事が発覚し、会社は上場廃止の危機に陥ってしまい…。

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2021/10/13

上巻からの続き。 ※TEN (上) https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4094068791#comment 上巻では、ドヤ街から抜け出した主人公がどんどんチャンスを掴んでいったサクセスストーリーを味わえましたが、 下巻ははて...

上巻からの続き。 ※TEN (上) https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4094068791#comment 上巻では、ドヤ街から抜け出した主人公がどんどんチャンスを掴んでいったサクセスストーリーを味わえましたが、 下巻ははてどんな進行に?と思って読んでいましたが、 いい意味で予想を裏切られる展開で、面白く読めました。 てっきりバブル崩壊を通じて会社が危機に陥るものかと思っていたのですが、 そんな展開ではなく、男の嫉妬をテーマに闇の部分がえぐり出されるものでした。 あれ、●●ちゃんってそんなに度量狭かったっけ?と思いながら読んでいましたが、 まぁ小説の設定だから仕方ないですね。 最後の終わり方も中々の自分好みの分かりやすい展開。 小説のストーリー自体には満足なのですが、 あえて言うと、これくらい1冊にまとめてくれやー、と出版社に言いたい。。笑 とは言え、次の楡さんの小説も楽しみにしてるんですが。

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2021/06/06

知恵者知恵に溺れる。 施しを与える存在だと思っていた者が実は自分を凌駕すると知った時、心の安寧が破られる。 でも、そこで自分を諦めることが正解なのだろうか?

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2021/03/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

202103/上下まとめて。絶対面白い楡作品、今回はサクセスストーリー的エンタメビジネスもの。動物の貂に似ていることからテンとあだ名された中卒で横浜ドヤ街育ちの主人公が、料亭下足番から始まり出世の階段を昇っていく。戦後のホテル業界を舞台にした現代版秀吉(草履の逸話の真偽はさておき)ってかんじで信長や光秀的なキャラも登場。血の通った登場人物達の描写と、危機→解決、の展開なので一気読み必至。カンちゃんがああなってしまうのは悲しかった…。各章タイトルが内容に沿ったテンという漢字(「貂」「転」「典」…)で構成されてるのも見事。ラストが9章で、10(TEN)章じゃないのは惜しい笑。

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