1,800円以上の注文で送料無料

OUTDOOR FABRIC の商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2023/01/02

本屋で見かけて、全く買う必要無いのにあまりのマニアックさに興奮して買ってしまった本作(笑) 趣味のキャンプ、トレランあたりに繋がるかなぁと… いやー、この本なかなかに面白かったーーー( ̄∇ ̄) 全然買って良かったなと(笑) 「生地」というものを体系的に学べるのが良いなと、繊維...

本屋で見かけて、全く買う必要無いのにあまりのマニアックさに興奮して買ってしまった本作(笑) 趣味のキャンプ、トレランあたりに繋がるかなぁと… いやー、この本なかなかに面白かったーーー( ̄∇ ̄) 全然買って良かったなと(笑) 「生地」というものを体系的に学べるのが良いなと、繊維の構造、歴史、生地の種類等々… メリノウール、ダイニーマ、Xパック等、今まではアウトドア商品ベースの入口だったのでどうしても点の知識でしか無かったのですが、そこが全部繋がって行く感じで知識を身に付けられたのがスゴく良かったし、何というかとても心地良かったです(笑) 同時にアウトドアメーカーの材料選定、工夫の意味も理解できましたし、このベース知識があればこれからも色々と吸収できる幅が変わってくるのかなと。 今後は実際に物(ギア、洋服等)に触りながら、理解を深めて行こうかなと…とても良い一冊でした(´∀`) 以下、ざっと思ったことを羅列。 14、繊維の歴史が面白い、化学繊維はできて100年、それ以前は天然繊維、麻、綿、絹、羊毛等、ナイロンは絹の代替で1930年代にアメリカで、アウトドア向けのファブリックではナイロン、ポリエステル、アクリルが三大合成繊維 20、繊維の構造と生地の種類、このページがすこぶる面白い 24、用語解説がとても勉強になる、初めてちゃんと理解できた気がする 40、コーデュラ等、各社出している素材の中でも実は細かい分類があり、かつ実質その下で生地の作り方が異なったりするので一概に名称だけでは区別できない事情があるみたい、そこらへんも読んで初めて知った 52、シルナイロン(シリコンコーティング)はコーティングにより耐久性、防水性を上げられる、軽量で防水に仕上げることが可能なので積極的にULに採用される、おそらく滑るので加工代も高い、防水透湿ではない、擦り切れには弱いのも注意点 一個一個の素材の特徴まで覚えることは不可能、ざっくりと素材全体のことが理解できれば良い、あとは辞典的に使えば良さそう 82、防水透湿素材は中が水になったら抜けない、蒸気である必要がある(気体なら通るが液体なら通らないサイズの穴を作るので)、ちなみにXパックは防水透湿素材 108、メリノウール、ウールの中では繊維が細くて柔らかい、たぶんそれで下着に使える、その中でも繊維が細いものはエクストラファインメリノウール、ブリングのパンツはコレ、なんか色々と繋がってくる、基本的には「軽い運動までカバーできる暖かい衣類」という今までには無い用途でハマる、ウールは下着として普通はチクチクしてNGだがメリノウールならそこが可能というところが大きいのかと、汗抜けは良いとは言い難いがコットンよりも良いため軽いアクティビティー・登山等までならば対応可能、また化繊と混成することでトレランに使えるような改良モデルもある、あと防臭も何気にラッキーパンチ的に嬉しい <内容(「BOOK」データベースより)> メイン素材40のスペック&特性を徹底解説。 

アウトドア周りでは欠かせないファブリックの約40点のスペック紹介と特徴の詳細をまとめた、独自の実証実験で耐久性を検証した画期的な本。
自分に最適なギア選びができると同時に、ガレージブランド立ち上げの一助にもなる。

Posted byブクログ