千曲川はんらん 希望のりんごたち の商品レビュー
2019年10月、日本列島を巨大な台風が襲う。 悠々と水を湛えていた千曲川が激流となり堤防を決壊させる。 長沼地区に住んでいた、リンゴ農家、年輩のご夫婦、お寺の住職一家の3つのご家庭の記録。 〇新しい防波堤が数年前に出来たばかりで、地域の人たちは水が防波堤を越えるとは思っても...
2019年10月、日本列島を巨大な台風が襲う。 悠々と水を湛えていた千曲川が激流となり堤防を決壊させる。 長沼地区に住んでいた、リンゴ農家、年輩のご夫婦、お寺の住職一家の3つのご家庭の記録。 〇新しい防波堤が数年前に出来たばかりで、地域の人たちは水が防波堤を越えるとは思ってもいなかった。地域の歴史は千曲川の氾濫の歴史で、治水対策も地域の歴史。避難時の動きは、さすがだと思った。 〇被災者とそうでない人との気持ちの落差。ボランティア活動は「ありがとう」と「ありがとう」をつなげていく活動。相身互い。 〇困っている事を声に出せないまま、命を落とした方がいた。非常時にどんな支援を受けられるかも防災教育に必要に思った。 リンゴ、大切に味わって食べます。作り続けてくれて、ありがとうございます。
Posted by
結構身近な話なので、感情移入して読みました。主人公格の高校生が、クラスメイトからの励ましの動画などを見て素直に喜べない気持ちになるというのはとてもリアルでした。そういうことだったんだ。ボランティアの皆さんに感謝をする看板が建てられたとありますが、今日たまたま穂保の信号のところを通...
結構身近な話なので、感情移入して読みました。主人公格の高校生が、クラスメイトからの励ましの動画などを見て素直に喜べない気持ちになるというのはとてもリアルでした。そういうことだったんだ。ボランティアの皆さんに感謝をする看板が建てられたとありますが、今日たまたま穂保の信号のところを通ったらまだ置いてありました。
Posted by
- 1