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旅を栖とす の商品レビュー

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17件のお客様レビュー

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2024/04/11

妹に借りて読みましたが、自分の手元に置いておきたいと思える1冊でした。 旅行先で、風景を見て、音を聞いて、匂いを嗅いで、もっともっとその地を感じたい!そんな旅がしたい!と強く思いました。

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2024/07/16

旅エッセイ。自由で冒険心いっぱいの、くみこんが旅先で感じた気持ちが大切に書いてあり、楽しく読み終えた。お金の在り方、使い方などは興味深かく、考えさせられた。日本でも観光地は観光地価格で高いもんな。 一緒に旅をする妹さんとの関係も素敵だった。自由人のくみこんに妹さんが「帰ったらお母...

旅エッセイ。自由で冒険心いっぱいの、くみこんが旅先で感じた気持ちが大切に書いてあり、楽しく読み終えた。お金の在り方、使い方などは興味深かく、考えさせられた。日本でも観光地は観光地価格で高いもんな。 一緒に旅をする妹さんとの関係も素敵だった。自由人のくみこんに妹さんが「帰ったらお母さんに言いつけてやるけんな」って言うとこにクスリと笑えた。「何歳じゃ!」とくみこん。仲の良さが羨ましい。 海外も日本国内のエピソードも読んでいて楽しく、時にハラハラして、一緒に旅した気持ちにもさせてもらえた。自分も旅に出るとしたら?と妄想が膨らんだ一冊。勇気を出して一歩を踏み出してみたくなった。

Posted byブクログ

2023/05/06

元チャットモンチーのドラムス・高橋久美子さんの旅エッセイ。素直に感じたことが書かれていて、そして旅の様子がイメージしやすく書いてある。行ったことがない所も、イメージしやすく書かれていて、本の中に書かれていたように、まさに一緒に旅をしている気分になるような本だった。 一カ国目がタ...

元チャットモンチーのドラムス・高橋久美子さんの旅エッセイ。素直に感じたことが書かれていて、そして旅の様子がイメージしやすく書いてある。行ったことがない所も、イメージしやすく書かれていて、本の中に書かれていたように、まさに一緒に旅をしている気分になるような本だった。 一カ国目がタイ、二カ国目がカンボジアとなっていて、自分の旅遍歴(まだ二カ国しか行ったことない)と一緒だ!と思った。ここ行ったことあるなーとか、より面白く読めたと思う。他の国に行った時も、日本に帰ってきてから旅行エッセイで出てきたところを読み直してみたいと思った。

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2022/12/03

商品には値段がついていて、買い物をするとお釣りをもらう。 お釣りは1円単位で、絶対にくれるし、足りない、ごめんなさい、なんてことはまずない。ましてやお釣りをごまかすとか、あわよくば吹っ掛けてやろう、なんて疑うことは、そう。日本にいたらまずお目にかかることはない。 でも、外に出る...

商品には値段がついていて、買い物をするとお釣りをもらう。 お釣りは1円単位で、絶対にくれるし、足りない、ごめんなさい、なんてことはまずない。ましてやお釣りをごまかすとか、あわよくば吹っ掛けてやろう、なんて疑うことは、そう。日本にいたらまずお目にかかることはない。 でも、外に出ると、値段がついていないことが普通だし、お釣りが(空港であっても)飴玉ででてきたり、ごまかされたり。 それでも、旅先で仲良くなったら。気心が知れたら、そんなことはないのね。 そこまで溶け込むことができるか。そこまで楽しむことができるか。 トラブルを糧に、敢えてトラブルWelcome、と言って楽しんでいることがわかります。 若いうちは、やっぱり外の空気を吸って、かいで。いろいろな価値観を吸収するのはいいことだとおもいます。 「ガンジス河でバタフライ」はもっともっと飛んでいるような気がします(名作ですね)。 もう、直感でいい人かどうかがわかる、と言い切っています。それは流石です。 「結局目的は私のお金だったのね、、、」というシーンが出てきます。 人種差別にもお怒りでした。ちょっとしたことでその国のイメージがマイナスになってしまいます。同感です。 被災地の旅が最後のほうにあります。 数百年にいちど、と言われる災害に備えるための工事。はたしてその建築物は数百年の耐用年数はあるのか、その災害が自然災害によるものでないとしたら。

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2022/05/13

筆者のこれまで行った国々の旅路を、コロナ禍において立ち止まってしまった今振り返っていくエッセイ。 旅に出た時の楽しい感じだけではない違和感や、もやもや。 残念な思い出なども描かれている。 国によって異なる文化は思想、親切の度合いや反対の気持ちなど。 日本人という、自分というフ...

筆者のこれまで行った国々の旅路を、コロナ禍において立ち止まってしまった今振り返っていくエッセイ。 旅に出た時の楽しい感じだけではない違和感や、もやもや。 残念な思い出なども描かれている。 国によって異なる文化は思想、親切の度合いや反対の気持ちなど。 日本人という、自分というフィルターを通して感じることをありのまま表現されてて、 あー、旅ってそーゆーことよね と思い出す一冊。 だから本当に旅した気になるし、旅とは何ぞや?と立ち止まることのできる作品。 海外旅行も解禁になってきた今のタイミングで読めて良かったな。

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2022/01/04

海外旅行に行けないので、本の中だけでも行った気になりたい...!と思って購入。 最後まで読んだ時、私も旅を終えたような気持ちになりました。

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2021/11/21

不確実性を旅の中に積極的に取り込んで、楽しみ尽くしてしまおうという衝動と言うかエネルギーが凄い! やっぱり、表現をしたい・実際に楽器を使って表現出来る人の性質?気質?、自分には振り絞っても出て来ないなぁと感心する。表現が自然で率直なので、心にストレートに響く気がする、

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2021/08/15

濃く、飾らず、読み応えがある内容だった。 楽しいことも苦々しいことも向き合って書かれているのが印象的だった。

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2021/08/13

コロナ禍で旅に出かけられない今だからこそ 読んで良かったです。 高橋さんの肩肘張らない素直な感性で捉えた旅の記録が オムニバス形式で綴られているので いつやめても、いつ読み始めても読みやすく 長い間の読書が楽しめました。 私も高橋さん同様 小さい頃に自転車で走り回ってそこら辺...

コロナ禍で旅に出かけられない今だからこそ 読んで良かったです。 高橋さんの肩肘張らない素直な感性で捉えた旅の記録が オムニバス形式で綴られているので いつやめても、いつ読み始めても読みやすく 長い間の読書が楽しめました。 私も高橋さん同様 小さい頃に自転車で走り回ってそこら辺を冒険していた時に 感じたあのわくわく感を 旅の間中、味わっていたなあと思い起こしました。 知ること、感じること、考えること、成長することが 旅とセットでした。

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2021/08/08

「旅」に妙に心惹かれる時期であったこと。チャットモンチーのファンであったこと。その2つによって本書を手に取った。 本当に徒然なるままに旅のあれこれを記したエッセイで、何かを結論づけたいとか、素敵なことを言いたいとか、そういうちょっとわざとらしい所が微塵もなくて、着の身着のまま感じ...

「旅」に妙に心惹かれる時期であったこと。チャットモンチーのファンであったこと。その2つによって本書を手に取った。 本当に徒然なるままに旅のあれこれを記したエッセイで、何かを結論づけたいとか、素敵なことを言いたいとか、そういうちょっとわざとらしい所が微塵もなくて、着の身着のまま感じたことを言葉に落とし込んでいる1冊だった。どの章でも、著者の感性の豊かさが伝わってくる。同じものを見ても、感じることは人それぞれ全く違うのだろうなと、当たり前の素敵なことを思い知らされた。 直近で読んだ別の旅エッセイでも、旅は距離ではなく、気持ちだと書かれていた。旅をたくさんした人ほどそう感じるのかもしれない。 旅になかなか行きづらい今、日々起こる小さな出来事を見逃さずに、どんな毎日も旅のように心豊かに過ごしていきたいと思った。 そして旅に行ける日が来たら、まず、東北へ行きたい。

Posted byブクログ