オールドレンズはバベルの塔 の商品レビュー
オールドレンズって、フィルムカメラを使っているのかと思ったら、デジタルだった。すごくマニアックでエッセイは、ちょっとついていけなかった。 写真は楽しんだ。
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前著『~パラダイス』『~レジェンド』他、氏の手掛けるムック本『~LIFE』は年度毎になる前の、Vol.1からずっと読んできている。現地(ロシア)に居る時、オールドレンズ購入時の頼れる参考書だった。 本書も、その流れで買って見たが、なんだろう、これ、しっかりエッセイになっていて...
前著『~パラダイス』『~レジェンド』他、氏の手掛けるムック本『~LIFE』は年度毎になる前の、Vol.1からずっと読んできている。現地(ロシア)に居る時、オールドレンズ購入時の頼れる参考書だった。 本書も、その流れで買って見たが、なんだろう、これ、しっかりエッセイになっていて驚いた。 第1章の2017-2020流転オールドレンズ以降は、一応、年代ごと。 2006-2007 オールドレンズ出会い系 2007-2009 沼ではない、天国だ! 2009-2011 シネレンズ祭 最終章は、2008-2009 ライカ覚醒 とライカレンズに特化したまとめになっている。 私が、ムック本『OLD LENS LIFE』などでお世話になった頃(2012~2016)が抜けているのが、ちょっと残念だが、「2006-2007 オールドレンズ出会い系」の章で語られる、まずはロシア製のオールドレンズから入り、次に旧東ドイツ製へと辿る道が、まるで同じと笑ってしまう。 「2007-2009 沼ではない、天国だ!」で紹介されている、Jupiter-8M 50mmF2の、“ゾナーコピーだからよく写る”こそは、ムック本『~LIFE』のvol.1か2.あたりで見かけて、自分でも最初にモスクワ郊外の蚤の市に探しにいった1本ではなかったか。あぁ、懐かしい(使用している作例も当時、見覚えがあるような)。 この間、お子さんが生まれるなどもし、幼子を単焦点大口径レンズで追い、その後の成長をシネレンズで定点観測で撮り続けるなど、レンズの想い出と人生が重なり描かれているのが、とても良かった。 惜しむらくは、きちんと年代順に並んでいたほうがいいし、2012-2016年とスコンと抜けているのも、ちょっと腑に落ちない。SONYのフルサイズミラーレスの登場で、この業界も大きく変わった時期だったとは思うのだけど・・・。
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