料理なんて愛なんて の商品レビュー
結局ずっと同じところをぐるぐる回っているだけのようで、イライラした。だけどそう簡単に変わらないのがリアルなんだろうな。真島さんはしょうもないダサい男だし、東当さんはめちゃくちゃ良い人。料理が嫌いで「料理は愛情」とはどうしても思えない優花には一つも共感できるところはなかった。
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料理ができない、嫌いな主人公の女性が 好きな人のために料理を好きになろう、できるようになろうとする内容。 最初の切断から入る文章、ホッキョクグマというワードでこの主人公やばいな…と思ったら ホッキョクグマの形のチョコを湯煎しようとしていただけだった部分は面白かった。 他の登場人物...
料理ができない、嫌いな主人公の女性が 好きな人のために料理を好きになろう、できるようになろうとする内容。 最初の切断から入る文章、ホッキョクグマというワードでこの主人公やばいな…と思ったら ホッキョクグマの形のチョコを湯煎しようとしていただけだった部分は面白かった。 他の登場人物と出会って、料理をしようと主人公が悪戦苦闘する姿はいいが、あまりにも料理ができなすぎて読んでいてしんどかった。 他の方も感想に書いているが、結末もきちんとしたエンドが示されているわけではなかったのですっきりしない感覚であまり面白くなかった。 途中、主人公が葛藤している時の内容が作者の伝えたいことなのは何となくわかるがいまいち薄っぺらく感じた。 タイトルと表紙で惹かれたが予想をはるかにうわまる面白みのなさだったのであまりおすすめは出来ない。
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"料理は愛情"という言葉に振り回され、恋人にふられ、料理を好きになろうと努力し、でも結局は料理下手なまで終わる。 2021年出版の本ですが、"料理は愛情"っていう価値観が万人にとって当たり前という設定がかなり苦しいのでは?という気がする。もちろん一部の人にとってはそうだろうし、でもそれを他人に押し付けるっていう発想がもう古いのでは…と。登場人物はだいたい20~30代とかだし。その世代がそういう価値観で生きてるかなぁ??? この主人公の問題は料理できないことではなく、その性格では、という気がしてならない。 病気で苦しんでる人に、普段の自分は外食やコンビニに頼って生活してくるせに、料理できない人間が大量の雑炊を作って持っていこうとしたり、空き地で大量の本を燃やそうとしたり。かなりヤバイと思う。 主人公が入れあげてる男に至っては、人としてなんの魅力もなく、作中でも「どうしてあの人が好きなの?」と周囲に言わせているほどで。ずっとその人を想いつづける主人公になんの共感も起きない。 最後までなんとか読んだけど、結末も結局あやふやで、何を言いたいのか分からない話だった。
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「料理は愛情」なのか? 好きな人に手作りチョコをもらったから、という理由で彼氏に別れを告げられた主人公。絶望的に料理がヘタな主人公の料理との格闘が始まる…。 という物語なんだが、とにかく主人公とその元カレが実にイヤなヤツで、俺なら絶対近づきたくないタイプ。 主人公については、料理が不得意でもキラいでも、イヤなヤツとは思わないけど、人を見る目と価値観の歪みがキツすぎてついていけない。エエように利用されて、ひどい振られ方をされて、その傷を癒してくれるような人間に囲まれながら、またその男に戻っていく…。そりゃまぁ、昭和演歌の世界なんてそういうもんやったし、惚れたはれたは病的なとこもあるからしゃーないんかも知れんけど、恋愛対象とか自分の価値観とかどないしたらこんなに歪んでしまえるのか? 元カレについては、失恋傷心を癒すために、元カノへ夜中に電話して呼び出すっていうそこだけとっても、その自分勝手さとプライドの低さと無責任さに呆れてしまう。ロックと呼ぶにはカッコ悪すぎる。 主人公とその次に重要な登場人物がサイテーなヤツなんで、終始いらいらして読み終わる。小説自体は面白いが、読後感はよろしくない。印象には残ったが非常に評価に困る小説だった。
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料理を好きになりたいけども絶望的に料理に向いてなくて、料理がどんどん嫌いになる女の子を取り巻く面倒くさい人々。 アイデアはいいんだろうが、だからどうなのというのが読後感。 ストーリーになってない。こういうのが小説として成り立つんだ。この手のは全く読んでこなかったんだと実感。 ただ...
料理を好きになりたいけども絶望的に料理に向いてなくて、料理がどんどん嫌いになる女の子を取り巻く面倒くさい人々。 アイデアはいいんだろうが、だからどうなのというのが読後感。 ストーリーになってない。こういうのが小説として成り立つんだ。この手のは全く読んでこなかったんだと実感。 ただただ、面倒くさい。
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会社のハムスター飼ってる男の子と主人公のやりとりがなんか好きだった。最後まで真島さんのことは好きになれず終わった。
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子供2人との生活では、料理は避けて通れないものでした。 キライでなかったから、自然に作れているのだと思う。 料理は「考える・作る・食べる・洗いもの」まで、仕事の建築と通ずるものがあります。 考えを組み立てかたちにする… 中さんの「食事は自炊じゃなくても何とでもなる。料理は生活にな...
子供2人との生活では、料理は避けて通れないものでした。 キライでなかったから、自然に作れているのだと思う。 料理は「考える・作る・食べる・洗いもの」まで、仕事の建築と通ずるものがあります。 考えを組み立てかたちにする… 中さんの「食事は自炊じゃなくても何とでもなる。料理は生活になくてはならないものっていうより、趣味の時代」 僕は「料理は生活の一部」だと思っている派です。
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うーん、もう少し面白いかと思った(笑) 主人公の性格が なかなかどうしてめんどくさい人なので、感情移入しづらい。
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何かで紹介されていて気になって手にとってみた。文章はまずまずで及第点だが、主人公の分裂的性格についていけず。結局、料理と愛について結局何を言いたいのか理解できず、読者に判断を委ねたいのかもよくわからなかった。文章はまあまあなので、誰でも想像できるような内容ではなく、もっと確りとし...
何かで紹介されていて気になって手にとってみた。文章はまずまずで及第点だが、主人公の分裂的性格についていけず。結局、料理と愛について結局何を言いたいのか理解できず、読者に判断を委ねたいのかもよくわからなかった。文章はまあまあなので、誰でも想像できるような内容ではなく、もっと確りとした主題で書いた方がいいと思った。
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