七十二候ノ国の後宮薬膳医 の商品レビュー
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一人前の仙女になるため得を得る為人間界へ 陶器が喋るなんて面白い設定だ でも後宮の話はどれも帝にとっては良くないし、帝自体が偽物って しかも妃嬪が陰陽師 凄いやり取りだわ しかも自分を犠牲にして帝を倒してしまうし でも、人としてまた好きな人のそばに居られるなら良いよね~
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見習い仙女は百年間、人間界で人を幸せにしながら徳を積むと一人前になれる。桜桃香(さくらとうか)は陶器の『声』を聞く修行中の陶仙女。 縁あって七十二候ノ国にて満腹食堂を営んでいたが、隣家からの出火でお店は全焼。大家さんに借金返済を迫られていたところを、お店の常連で後宮の御用聞きでもある陽伊鞘(よういさや)に助けられる。 伊鞘は後宮の四妃が4人とも病に倒れ、医師を探していたという。健康を助ける料理の腕を見込まれ、後宮付きの薬膳医として妃たちの病を治すことになる桃香。 後宮に入るためには伊鞘と契約結婚する必要があって、仮初の妻として後宮のために働き出す桃香だが。 桃香が作る中華料理が美味しそう! 卵たっぷりのカステラ、とろとろの豚足煮込み、もちもちの杏仁豆腐、カリカリの焼き餃子。 一緒に暮らすうちに伊鞘への桃香の気持ちも変化して行くが、人と仙女ではと迷うウチに。 淡々と進むお話。この人のお話はあまりピークが高くないので、穏やかに読める。ちょっと物足りなさもあるけど、あまり暗くならないところが安定の安心感? 中華料理も美味しそうでいいんだけど、猫のお腹吸いが羨ましいー。私もすーはーすーはーと癒されたい。
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後宮で働くことになった見習い仙女の桃香。契約結婚をした伊鞘との関係が少しずつ変わるのが楽しい。妃たちの問題を、仙女としての力や料理で解決していくのも。料理を仕事としている桃香だけど、それを心から楽しんでいるのが伝わってきて嬉しくなる。伊鞘との恋はゆったりとしたペースだけど、2人は...
後宮で働くことになった見習い仙女の桃香。契約結婚をした伊鞘との関係が少しずつ変わるのが楽しい。妃たちの問題を、仙女としての力や料理で解決していくのも。料理を仕事としている桃香だけど、それを心から楽しんでいるのが伝わってきて嬉しくなる。伊鞘との恋はゆったりとしたペースだけど、2人はずっとこんな感じで進んでいくのかな。と想像できて、幸せな気持ちになれた。
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