きみのいた森で の商品レビュー
この先どうなるの!?という展開でドキドキハラハラしながら読み進みました。ミステリー?ファンタジー?カテゴリーは難しいけど、面白い児童書。子どもの頃の気持ちや風景が変わっていく描写も読んでいてひきこまれる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ミステリーであり、ファンタジーであり、SFであり……。 世界が(2人にとって)収束したのは良かったのですが、2人だけの冒険の記憶も改変・消滅しつつあるのがちょっと切なかったです。
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ミステリーと聞いて読みましたが、不思議な話というカテゴリーだと思う。面白いポイントを説明するのは難しいが求心力のある物語。スチューイとエリーに起こる不思議を体感しているような気持ちになるラストだった。
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図書館の新刊コーナーから、事前情報ゼロで借りてみた。 仲の良い子供同士、お互いの曽祖父の秘密を知った直後から、別々のパラレルワールドに引き離される。 森の中のある場所でだけ、2人は会うことができる。他の人には見えない。 同じ町に住んでいても、2人それぞれの町は、年月の経過に...
図書館の新刊コーナーから、事前情報ゼロで借りてみた。 仲の良い子供同士、お互いの曽祖父の秘密を知った直後から、別々のパラレルワールドに引き離される。 森の中のある場所でだけ、2人は会うことができる。他の人には見えない。 同じ町に住んでいても、2人それぞれの町は、年月の経過によって違う様相へと変化していく。 後半は一息に読んだ。 2つの世界がどうなるのか。どちらかだけなくなるのか。2人の存在はどうなるのか。別々のままなのか。出会えるのか。消えるのか。
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なんとも不思議な味わいのある物語。 スチューイは隣に越してきたエリーと出会い親友になる。母親たちが仲違いをし、表だってはあえなくなったが、森の中で二人はいつも遊んでいた。 ある日、スチューイの目の前でエリーの姿がかき消えていった。 行方不明になったエリーの捜索と疑心暗鬼で町はギ...
なんとも不思議な味わいのある物語。 スチューイは隣に越してきたエリーと出会い親友になる。母親たちが仲違いをし、表だってはあえなくなったが、森の中で二人はいつも遊んでいた。 ある日、スチューイの目の前でエリーの姿がかき消えていった。 行方不明になったエリーの捜索と疑心暗鬼で町はギクシャクし始める。 建設される巨大ショッピングモールの話もからみ、年月が過ぎてゆく。 スチューイはある秘密を抱えたまま、おじいちゃんの残した『秘密の書』が鍵であることを確信していく。 〇読み手はドギマギしながら読み進める。どこが着地点かわからず、思わず諦めかけたほど。 〇忘れていく記憶が切ない。無かったことになるのかな。
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スチューイが夏休みに森で出会った少女エリーは、誕生日が同じだった。スチューイのひいおじいさんが作ったゴルフ場の跡の秘密の場所で二人は合うようになる。けれど、ある日エリーはだんだんぼやけ、いなくなってしまう。大人たちは総出で探すが、エリーは見つからなかった。ところが、スチューイは時...
スチューイが夏休みに森で出会った少女エリーは、誕生日が同じだった。スチューイのひいおじいさんが作ったゴルフ場の跡の秘密の場所で二人は合うようになる。けれど、ある日エリーはだんだんぼやけ、いなくなってしまう。大人たちは総出で探すが、エリーは見つからなかった。ところが、スチューイは時々森でエリーと出会う。なんと、エリーのいる世界ではスチューイが行方不明になっているという。二人がそれぞれに住んでいるパラレルワールドはどうやって統合されていくのか? エダガー・アラン・ポー賞(児童図書)受賞作だというけれど、ミステリーなのか?違うと思うけど。ラストもなんとなく終わってしまったようで、すっきりしない。メデタシ、メデタシなんだけど…。
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