私のエッセイズム の商品レビュー
どうにかして古井由吉を読めるようになりたいのだが、志してからはや7年。エッセイから切り込むことにしました。 理性:reason「推理する」「論理的に考える」 悟性:understand(直感的に)「理解する」「了解する」 知性: intelligent「知識によって理解する」 ...
どうにかして古井由吉を読めるようになりたいのだが、志してからはや7年。エッセイから切り込むことにしました。 理性:reason「推理する」「論理的に考える」 悟性:understand(直感的に)「理解する」「了解する」 知性: intelligent「知識によって理解する」 エッセイズムとは(古井由吉『私のエッセイズム』) ※僕はこれを勘違いしてかなり火傷した。 小説ともエッセイともつかない古井由吉の文章を、古井自身は「エッセイズム」と表している。 古井は「ものを書く」という創造行為の初期段階から、自らの表現をこの言葉によって一貫して試行しているのである。 古井のエッセイズムは、長篇小説『槿』を境にして前期と後期に大別することができる。 「前期エッセイズム」の主たるものは、形式としては長篇小説と銘打つ、物語性の強い小説らしい小説のことであり、「後期エッセイズム」は、主に短篇連作のかたちを取り、物語性がきわめて少ないエッセイに近しい小説のことである。 (批評の存在意義とは、対象を体系化し、関係を見出し、論理を構築することにある。)
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