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チャイナテック の商品レビュー

3.3

13件のお客様レビュー

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2022/02/19

良書:恐るべき変貌を遂げつつある中国の先端のリポート:名実ともに中国は世界2位のIT国家です。是非、一読をお勧めします。頭出しの第1章、実像を伝える第2章がキモです。 中国経済の成長が鈍化するなか、チャイナテックの躍進が脚光を浴びている ・スマートフォンが中国のデジタルエコノ...

良書:恐るべき変貌を遂げつつある中国の先端のリポート:名実ともに中国は世界2位のIT国家です。是非、一読をお勧めします。頭出しの第1章、実像を伝える第2章がキモです。 中国経済の成長が鈍化するなか、チャイナテックの躍進が脚光を浴びている ・スマートフォンが中国のデジタルエコノミを推進している。リーフブロックといわれる最新技術へのDXの普及。 ・デジタルライフのABCD5G:AI,ブロックチェーン、クラウド、(ビッグ)データ、5G。 ・ニューリテイル:C2M:実店舗で体験、その場でオンライン注文、夜に商品が届く。消費者と生産者の情報連携。 ・中国製造2025:①次世代ICT、②高性能工作機械、ロボット、③航空宇宙、④海洋、ハイテク船舶、⑤先進軌道交通、⑥省エネ、⑦電力、⑧農業、⑨新素材、⑩バイオ医療。 ・1978年の鄧小平の改革開放、1992年世界の工場、2006年イノベーション国家の流れ。  ①研究開発費をGDP比2.5%以上、②特許登録件数学術論文世界5位以内③経済成長に対する技術進歩寄与60%以上 ・2015年の5か年計画 イノベーション、協調、エコロジー、解放、シェアの5つの発展方針。 ・先端地方政府 ①北京市、②上海市(AIラボ)、③杭州市(AIタウン) ・先端10分野、①AI,②量子コンピュータ、③再生医療、④自動運転、⑤ブロックチェーン、⑥サイバセキュリティ、⑦VR,⑧ドローン、⑨リチウム電池、⑩伝導性高分子 ・米GAFAを追い出した、中国のプラットフォーマ:BATH,国内市場の育成と、巨大市場が生み出した  バイドゥ、アリババ、テンセント、フォーウェイ ・個人情報保護の緩さ、ビッグデータとAI技術の急伸 ・AI:顔認証、対話型ロボ、AI画像診断、スマート配送 ・決済プラットフォーム 銀聯⇒スマフォ決済、アリペイ、ウィチャットペイ ・デジタル人民元、ブロックチェーン⇒サプライチェーン・ファイナンス、国際送金、トレサビリティ、BaaS ・5Gビジネス:ドローン、ロボット、AIサービス、AR,ファーウェイ、シャオミ、スマートシティ 目次は以下 はじめに 第1章 「チャイナテック」を正しく理解する 第2章 世界経済を塗り替える中国デジタル革命の実態 第3章 テックジャイアントbathと、次世代プラットフォーマーTMDP 第4章 中国デジタル革命の陰 第5章 中国記号の国外進出と日中新時代 おわりに

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2021/12/29

2021年末の大掃除で発掘した本です、この本は2021年の間に読む本の様ですね。読みかけになっていたために、評価は「★一つ」にしております。内容が不満足だったわけではありません。 2021年12月29日作成

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2021/12/05

類似の内容について詳しく書いた書籍 (チャイナ・イノベーション2) を読み切った直後に読んだため、やや雑に読み通した。 比較的平易な読み易い語り口で、はじめに中国の大まかな特徴について触れたあと、どちらかと言えば「浅く広く」のスタイルで、中国のデジタル技術や牽引企業について紹介...

類似の内容について詳しく書いた書籍 (チャイナ・イノベーション2) を読み切った直後に読んだため、やや雑に読み通した。 比較的平易な読み易い語り口で、はじめに中国の大まかな特徴について触れたあと、どちらかと言えば「浅く広く」のスタイルで、中国のデジタル技術や牽引企業について紹介している。全体的な動向を概観し現状を知るのに手っ取り早い一冊。批判的記述がやや少ない点に注意して読むべきではある。

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2021/10/31

中国のテックジャイアントと言えばBATHというくらいしか知らなくて、しかも中国政府が主導権を握ってガチガチにコントロールしている印象を持っていたのだけれど、実際はそういうわけではなく、中国国内、国内問わず熾烈な競争を勝ち抜いて大きくなった企業なのだと知った。しかもBATHに変わり...

中国のテックジャイアントと言えばBATHというくらいしか知らなくて、しかも中国政府が主導権を握ってガチガチにコントロールしている印象を持っていたのだけれど、実際はそういうわけではなく、中国国内、国内問わず熾烈な競争を勝ち抜いて大きくなった企業なのだと知った。しかもBATHに変わりうる新たな企業も多数出現してきていることにも驚いた。 グローバル化を目指して頑張っている企業の数多くはどんどん巨大化しており、その背景にはお客さんや関係者の人たちへの誠実な関わりがあるからこそなのだと知った。 個人的に中国という国のリスクを特に大きく感じてしまっていたけれど、地政学的なリスクはどこの国でもあるものであり、そんななかより多くの人の役に立つ価値を創出し続ける中国企業に対してかなり親近感がわいた。

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2021/10/11

必読。ABCD5Gとか基本知識と最後の提案もいい。日本の良さと中国の良さ、確かに難易度高いけど最強ではある。

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2021/06/15

大学卒業後来日し、現在は日本で研究員をしている中国生まれの中国人著者が、中国のデジタル革命について書いた本。中国のデジタル技術について、現在に至る経緯を、AI、キャッシュレス、ブロックチェーン、5Gなどの技術別に説明している。成功した代表的な企業の活躍ぶりを例に挙げ、わかりやすい...

大学卒業後来日し、現在は日本で研究員をしている中国生まれの中国人著者が、中国のデジタル革命について書いた本。中国のデジタル技術について、現在に至る経緯を、AI、キャッシュレス、ブロックチェーン、5Gなどの技術別に説明している。成功した代表的な企業の活躍ぶりを例に挙げ、わかりやすい。ただし、分析、記述が表層的で、新しく知り得た知識は少なく、あまり得るものはなかった。以前に読んだ 岡野寿彦著『中国デジタル・イノベーション』の方が分析は深く、著者の私的な見解も論理的述べられており価値が高いと感じた。 「マスクを着用したままで通行人の体温を測定し、感染の可能性のある人の身元を顔認証技術で特定するAI技術サービスに驚いた読者も多かったと思います」p2 「米国のGAFAや中国のアリババ、テンセントの名前を挙げるまでもなく、これまでデジタル革命をリードしてきたのはベンチャー企業です。ベンチャー企業が数多く生まれた国がデジタル革命に勝利してきました」p44

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2021/06/07

「世界の工場」から「イノベーション大国」へ。実際、歴史と言うのは進んでいくのです。過去に捕らわれているイメージでは、今は見えないのでしょう。実際に中国で動いているハナシ、ネタ、ビジネスが実名で多数登場。国としての政策との絡みなんかもそのまま書かれている。実情をつかんだり、現地目線...

「世界の工場」から「イノベーション大国」へ。実際、歴史と言うのは進んでいくのです。過去に捕らわれているイメージでは、今は見えないのでしょう。実際に中国で動いているハナシ、ネタ、ビジネスが実名で多数登場。国としての政策との絡みなんかもそのまま書かれている。実情をつかんだり、現地目線の事例として使うネタが満載です。

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2021/06/01

簡潔な各中国企業紹介でした。 あとはコネでしか信用が築けないなら、それこそブロックチェーン一択だろ、という感じでした。 二点だけ興味深かったのが、下記です。 C2M customer to manufactuer 消費者から製造者へ 消費者ニーズを起点として商品開発す...

簡潔な各中国企業紹介でした。 あとはコネでしか信用が築けないなら、それこそブロックチェーン一択だろ、という感じでした。 二点だけ興味深かったのが、下記です。 C2M customer to manufactuer 消費者から製造者へ 消費者ニーズを起点として商品開発する。 例 リアル店舗で試着して、その場でオンライン注文して、夜には商品が自宅に届く。 陳列された食品を実際に確認した上で、スマホを使ってオンラインで注文・決済すれば、持ち帰る必要なく手ぶらで買い物できる。 生産方式:ニーズに基づく生産、データエーゲージメントによるスマート製造、オーダーメイドの実現 在庫:在庫リスクの低減、また在庫ゼロ チャネル:プラットフォーマーが中心、リアル店舗もあり 商品:脱ブランド、PB開発、高品質かつ低価格商品 メィトゥアン OMO online marges with offline オンラインとオフラインの融合 オンラインで注文するフードデリバリーのサイトのユーザーをレストランへ誘導したり、反対にレストランが提供する食事をオンラインでデリバリーしたり OMOに関しては、事例がざっくりすぎてはてな?です。

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2021/05/22

中国のテクノロジーは、目覚ましい発展を遂げている。中国共産党による一党独裁支配で、テクノロジーを人民支配のため、世界制覇の野望のために悪用している面もあるが、日常生活で人々の生活に変化をもたらしている。 日本は社会インフラが整備されていてそれが新しいサービスを取り入れにく...

中国のテクノロジーは、目覚ましい発展を遂げている。中国共産党による一党独裁支配で、テクノロジーを人民支配のため、世界制覇の野望のために悪用している面もあるが、日常生活で人々の生活に変化をもたらしている。 日本は社会インフラが整備されていてそれが新しいサービスを取り入れにくい土壌を作っている。このところ、ペイペイなどのQRコードを使った非接触型決済をする人が増えてきたとはいえ、いまだに現金で支払う人が多い。 一方の中国は、EC大手アリババが提供するアリペイや、SNS大手のテンセントが提供するウイーチャットという決済サービスが広く普及している。 日中のデジタルシフトに対する違いについて著者は、両国の人口構成の違いについて指摘している。日本は世界でもっとも高齢化が進んでいるのに対して、中国は生まれながらのデジタルネイティブ世代が多く、デジタルシフトに対する抵抗感が多くない。 さらに、起業家志向でも違いがある。ロンドン大学や米国バブソン大学などの研究者などが継続して行っている国際調査「グローバル・アントレプレナーシップ」の2014年版によると、職業として起業家はよい選択を選んだ中国の65.7%に対して、日本は31%だった。 検索エンジンのバイドウ、ECのアリババ、SNSのテンセント、通信機器のファーウエイなど中国という巨大市場で圧倒的な地位を築いている企業がある。 明るい未来が開けているように見える中国だが、中国当局の規制か緩和かというジレンマとプライバシーをめぐる世論の分断があった。 意外にも個人の情報保護の意識が高まり、中国世論は割れているとは、あの「くまのプーさん」でもすべて思い通りにはできないようだ。 中国のニュースと言えば、子供が穴の中にはまって抜け出せなくなった話題を取り上げることが多い。日本の視聴者向けに受けがいいのだろうが、ハイテクの進んでいる面も積極的に取り上げて中国の実情を知らないとやけどする。

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2021/05/05

とくに大手会社の研究開発費の巨大さに驚く。たんに人口の多さや政治形態に依存した成長をしているのではなく、やるべきことをやっているのだなあと感じた。 BATH、TMDP等の巨大企業の提供するサービスの説明が多く、しらなかったことも多かった。それらの企業にも紆余曲折があり、生き抜い...

とくに大手会社の研究開発費の巨大さに驚く。たんに人口の多さや政治形態に依存した成長をしているのではなく、やるべきことをやっているのだなあと感じた。 BATH、TMDP等の巨大企業の提供するサービスの説明が多く、しらなかったことも多かった。それらの企業にも紆余曲折があり、生き抜いてきた企業が先行利益の果実を収穫している。 中国でスマートフォン決済が爆発的に普及した要因も興味深く読んだ。中国政府の携わり方も説明されている。 チャイナ・リスクにも適切な対応が必要で、リスクマネジメントをしながらビジネスチャンスを探る必要があるというのはわかる。 一方で、リスクを過小評価しているように感じる。あるいは意図的に触れていないのかも。中国でビジネスを展開するには技術移転を求められるとか、資本規制を受けるとか。小売業であれば、販売管理システムや接客・商品管理くらいかもしれないが、製造業ではそう簡単ではないように思う。その辺を、実態をよくしっている著者がもっと掘り下げると、安心できる、もしくはリスクを探ってみようかという会社も出てくるかもしれず、中国への投資がしやすくなるのではないか。

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