人文的、あまりに人文的 の商品レビュー
2026.3.4市立図書館 川添愛のエッセイからの芋づるで読んでみようと思ってまずは借りてみた。 大学時代から本の虫で博覧強記(同世代では随一かと)の文筆家二人が、テーマごとにメインの2冊を中心に芋づる式関連本にもふれながら語り合う「ゲンロンβ」での連載20回分+青春の読書篇(書...
2026.3.4市立図書館 川添愛のエッセイからの芋づるで読んでみようと思ってまずは借りてみた。 大学時代から本の虫で博覧強記(同世代では随一かと)の文筆家二人が、テーマごとにメインの2冊を中心に芋づる式関連本にもふれながら語り合う「ゲンロンβ」での連載20回分+青春の読書篇(書き下ろし)。メインはパスカルやカントなども交えつつ2016〜2018年に出た本が中心なので、とくにAIまわりはその後の生成AIの進展がいちじるしく、続きの対談か十年後の補足もどこかであったらありがたいかも。 メイン+軽く言及されているものあわせて140冊ほどの本が出てくる中、私の既読本は1冊だけで、積読の山から掘り出せばすぐに読めるはずのものが5、6冊。でも、メインでピックアップされてる40冊はどれもいつかは読んでみたいと思えた。同い年なので、うけてきた教育、学生時代からの本のトレンドや年齢的な関心事などが一致するというおかげもあるか。 読みたい本や読むべき本がみつかるのがブックガイドのいいところだけれど、積読本が山ほどあるのにさらに読みたい本リストを増やすのは狂気の沙汰だと我ながら思う。でも、今(国や世界の不安いや増す一方の中)読むべき本が見つかって感謝。 とりあえず文庫化したとき買ったはずの加藤陽子「それでも、日本人は〜」+國分功一郎「中動態の世界」+「知ってるつもり―無知の科学」を発掘する。あとは市立図書館の読みたい本リストにいれておく(ここであがる本なら少なくとも中央図書館に1冊は入っているのが大きな自治体に住むありがたさ)。
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古代ローマからマルチバースまで、バラエティにあふれた人文書(たまに自然科学書も含む)を対談形式で紹介する本。「面白い本」とは何かを考えるきっかけになった一冊だ。 これまで、私の読書の面白さを計る物差しは「いかに感情を揺さぶるか」だったと思う。しかし人間や人間が生み出すものを扱う「...
古代ローマからマルチバースまで、バラエティにあふれた人文書(たまに自然科学書も含む)を対談形式で紹介する本。「面白い本」とは何かを考えるきっかけになった一冊だ。 これまで、私の読書の面白さを計る物差しは「いかに感情を揺さぶるか」だったと思う。しかし人間や人間が生み出すものを扱う「人文学」の観点ではちょっと違う。本を通して、人やこの世界を見つめる「目」を養うこと。それが読書の面白さの本質なのかもしれない。そういえば物語だって、ストーリーを通じて自分が体験したことのない世界を読んで、日常生活では感じ得ない感情を発見することもある。それはその感情を見つける「目」を得たということだ。 作者の二人は、本の紹介を通して世の中のことや人の営みに触れていく。読書から得た多くの知見と教養によるものだろうか、本を通して二人の見ている世界はとても広い。その広さがこのブックガイドをとても面白くしているように感じる。物語以外の本は感情を揺さぶるような出会いはないように固定観念的に感じていたが、きっとそんなことはない。新たな「目」を得て世界がもっと広く見えるようになることで、出会える感動があるかもしれない。そんな期待をもって、もっと本が読みたいと思える読書体験だった。
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文筆家2人によるブックガイド。幅広い読書遍歴からテーマに合わせて選ばれる本はどれも興味深く読んでみたくなるものばかりで紹介の仕方も上手ですでに何冊か購入してしまいました。ブックガイドとしてお薦めです。
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山本さんという人と吉川さんという人が、対談形式で紹介してくれてるブックガイド。前書きにもあるように対談だからわかりやすい書評が多いのだけれど、それでもやはり難解なものはあって、これその本読んだら全然読めなさそうだなというものもあった。 まぁでも、全体的には、解説も面白く、なんで読...
山本さんという人と吉川さんという人が、対談形式で紹介してくれてるブックガイド。前書きにもあるように対談だからわかりやすい書評が多いのだけれど、それでもやはり難解なものはあって、これその本読んだら全然読めなさそうだなというものもあった。 まぁでも、全体的には、解説も面白く、なんで読んでみてくれって言ってるのかもちゃんと書いてあるので、本当はその書評も本と一緒にアマゾンのブックリストに入れたいのだが、できないのでやはりこの本も買わなきゃダメかなあ… ブックリストに入れてるだけだと、なんで入れたのかが後から全然わからないんだよな…
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週刊読書人でタイトルに惹かれて、購入。 ずっと積読。 私の知らない本ばかりだったので、一冊ずつに対してもう少し紙幅を割いて説明してもらいたかった…。勉強不足なだけなのだが。
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お二人のpodcastを拝聴しはじめ、その物腰の柔らかさと確固たる知識に魅了され書籍を順々に巡っております。この本は二人の対談形式を取り、テーマに即した本を紹介する読書案内となります。おかげさまで、読みたい本が爆発的に増えてしまいました、僥倖。 同じ事柄に興味を持って語り合える...
お二人のpodcastを拝聴しはじめ、その物腰の柔らかさと確固たる知識に魅了され書籍を順々に巡っております。この本は二人の対談形式を取り、テーマに即した本を紹介する読書案内となります。おかげさまで、読みたい本が爆発的に増えてしまいました、僥倖。 同じ事柄に興味を持って語り合えるパートナーって羨ましいなーと単純に憧れます。あとがきにあるように、読書に対する姿勢もより力が入るし、語ることで自分の不理解や見落としている内容も浮き彫りになったりするし、質とぐんと上がるんだろうなと。 気の合う人探しもさることながら、自分の言葉で言い換えることを意識した読書が今年の目標ですね。
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山本貴光、吉川浩満、お二人による人文書のブックガイド。 Youtubeでの書籍紹介番組が面白かったので、こちらも読んでみた。
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