ショートショートドロップス の商品レビュー
読書離れになって久しく、やはり本を読みたいと思った時に見つけ、短編ならさくさく読めて読みやすいかと思い、買いました。 恩田陸さんや村田沙耶香さんの作品は読んだことがあったのでいいかなと思いましたが、読んだことがなかった方の作品もどれも面白く読み終えました。辻村深月さんの『さくら日...
読書離れになって久しく、やはり本を読みたいと思った時に見つけ、短編ならさくさく読めて読みやすいかと思い、買いました。 恩田陸さんや村田沙耶香さんの作品は読んだことがあったのでいいかなと思いましたが、読んだことがなかった方の作品もどれも面白く読み終えました。辻村深月さんの『さくら日和』がとても素敵で、これから辻村さんの作品を読んでみようと思いました。
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推し作家が見つかるといいなーと思ってほしい物リストに入れていたらお友達がプレゼントしてくれました。 あとがきまで余すところなく読み終えました。 とっても楽しかった! この作品は刺さる、刺さらない、この作家は他のも読んでみたい、と色々な感想はありますが、病気になってから集中力が落ち...
推し作家が見つかるといいなーと思ってほしい物リストに入れていたらお友達がプレゼントしてくれました。 あとがきまで余すところなく読み終えました。 とっても楽しかった! この作品は刺さる、刺さらない、この作家は他のも読んでみたい、と色々な感想はありますが、病気になってから集中力が落ち読書がキツかったのに、こんなに読むのが苦じゃなかったのは久しぶりです。私には合っていました。 宮部みゆき、三浦しをん、辻村深月が推しになりそうです。
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新井素子さんの本は読んだことはなかったが、タイトルとコンセプトに惹かれて。表紙もかわいい。ワクワクするまえがき、友だちと感想を言い合っているような気分になれるあとがき、作品の並びにも唸らされるものがあり、大満足。どれかが心に突き刺さったというよりは、読書って楽しい!と思わせてく...
新井素子さんの本は読んだことはなかったが、タイトルとコンセプトに惹かれて。表紙もかわいい。ワクワクするまえがき、友だちと感想を言い合っているような気分になれるあとがき、作品の並びにも唸らされるものがあり、大満足。どれかが心に突き刺さったというよりは、読書って楽しい!と思わせてくれた一冊。 (本書はたださんのレビューで知りました。ありがとうございます。) 以下は私的備忘メモ。 ■矢崎存美「初恋」 再読だったが、そういえば初めから家族とか出てきてたんだったか…。 ■宮部みゆき「チヨ子」 私のチヨ子は今も実家ではなく自宅におります。「初恋」からの並びも良い。 ■高野史緒「舟歌」 誰も聴いてくれない?解決になった? ■図子慧「ダウンサイジング」 ここも前作からのつながりが見事。ラストじんわり。 ■萩尾望都「子供の時間」 “赤ん坊は生まれたとき、みんな泣くんだ” ■堀真潮「トレインゲーム」 あはは ■皆川博子「断章」 (わからなかった)→あとがきの“絵画を鑑賞する気分”との言を得て再読。たぷたぷ。 ■三浦しをん「冬の一等星」 “星座を探すような歯がゆさ” ■村田沙耶香「余命」 彼女の描く世界では色んな物がなくなっているけど、ここでは「死」がない。 ■辻村深月「さくら日和」 食べたい。じゃなくて、初恋にきゅん。 ■新津きよみ「タクシーの中で」 二転三転。 ■松崎有理「超耐水性日焼け止め開発の顛末」 知ってる作品かなと思ったら違った。私が読んだのは高山羽根子さんのUVものだった。UVものというジャンルの成立を見ることになるとは。 ■上田早夕里「石繭」 “虚構と物語があれば何とか道を歩いていける” ■恩田陸「冷凍みかん」 やばっ。 ■新井素子「のっく」 のっく大事だな。
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突然放り込まれる突飛な設定に必死でついていくのがおもしろい体験でした。ショートショートってSFと相性がいいのですね。 『子供の時間』『余命』がお気に入りです。
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〈 いろんな味が詰まったドロップの缶詰のように、ときめきや切なさ、驚きに怖さも、読み心地さまざまな15の物語。〉 これもたださんの本棚でみっけ((´∀`)) 15編のショートショート そうそうたる、しかも女性作家ばかり 病院の待ち時間にと読み始めたのだが、引き込まれ、診察の名...
〈 いろんな味が詰まったドロップの缶詰のように、ときめきや切なさ、驚きに怖さも、読み心地さまざまな15の物語。〉 これもたださんの本棚でみっけ((´∀`)) 15編のショートショート そうそうたる、しかも女性作家ばかり 病院の待ち時間にと読み始めたのだが、引き込まれ、診察の名前呼ばれるのが嫌だった(笑) これだけあって、面白くないものが一編もない、というのがすごい! それぞれ、ホント ドロップスのように味わいが違う 編集の新井素子さんの「まえがき」特に「あとがき」がよかったな 短い極上の時間でした ≪ それぞれに 異世界のドア 用意され ≫
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知人に紹介されて本屋さんで探して貰って購入して読みました。 短編で構成されており 気軽に読みやすく あっという間に読み進めちゃいました。 特に 冬の一等星と さくら日和が好きでした。
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15人の女性作家によるショートショート集。SFっぽかったり、ホラーっぽかったり、切なかったり、スカッとしたり、不思議な余韻が残るお話しだったり…色とりどりで楽しかった!特に好きだったのは、電車の中で見ず知らずの者同士が合法的に席を取り合う堀真潮の「トレインゲーム」、センスの良い死...
15人の女性作家によるショートショート集。SFっぽかったり、ホラーっぽかったり、切なかったり、スカッとしたり、不思議な余韻が残るお話しだったり…色とりどりで楽しかった!特に好きだったのは、電車の中で見ず知らずの者同士が合法的に席を取り合う堀真潮の「トレインゲーム」、センスの良い死に方って!?と驚いた村田沙耶香の「余命」、さすがキレイにまとまっていると感心した、ノスタルジックであたたかな気持ちになる新井素子の「のっく」。
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女性作家のショートショート。 サクッと読める。 ショートショートだからか、変わった設定のものも多かった。 「タクシーの中で」はショートだけど、展開も多く、ゾクっとした。
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読みやすくてハズレが少ない短編集を日々探しているのですがこれは個人的に当たりでした。既に別のところで読んでいて好きだった『冬の一等星』『余命』『チヨ子』はもちろん、初読みの『トレインゲーム』『さくら日和』『タクシーの中で』あたりも良かった。解説で編者がそれぞれのオススメポイントを...
読みやすくてハズレが少ない短編集を日々探しているのですがこれは個人的に当たりでした。既に別のところで読んでいて好きだった『冬の一等星』『余命』『チヨ子』はもちろん、初読みの『トレインゲーム』『さくら日和』『タクシーの中で』あたりも良かった。解説で編者がそれぞれのオススメポイントを挙げてて、わかるわかる!って共感できるのもいい。 初恋:不思議な話。そこまで面白くはなかったけど読みやすかった。 チヨ子:不思議で優しい話。宮部みゆきは作品の幅が広い。 舟歌:the SFって感じ。 ダウンサイジング:死までのカウントダウンが淡々と書かれていて不思議で悲しかった。 子供の時間:これがこの中では一番よくわからなかった。 トレインゲーム:設定が楽しくライトで面白かった。 断章:独特な世界観で絵画を読んでいるようだった。 冬の一等星:大好き。非現実的な設定も二人の関係性も文章表現も全部好き 余命:短いけど村田沙耶香ワールド全開。 さくら日和:辻村深月は幼少期の微妙な感情を書くのがほんとにお上手。たい焼き美味しそう。 タクシーの中で:ホラーは事前に予告してほしい!背筋が凍ったけど面白かった。 超耐水性(略):短いながらに発想とオチがユニークで良かった。 石繭:不思議な世界観だけど共感できた。 冷凍みかん:こんな重いみかん嫌だ。 のっく:短い中に女性の一生が詰まってて作者の技術を感じた。
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SF御三家で育った世代で、中学生のときはショートショートを読み耽り、高校生のときに新井素子さんの作品に出会った。 当時のショートショートとは大分趣が異なるが(新井さんがまえがきで理由を書かれてる)、どれも面白かった。 「ダウンサイジング」(図子彗)、「子供の時間」(萩尾望都)が...
SF御三家で育った世代で、中学生のときはショートショートを読み耽り、高校生のときに新井素子さんの作品に出会った。 当時のショートショートとは大分趣が異なるが(新井さんがまえがきで理由を書かれてる)、どれも面白かった。 「ダウンサイジング」(図子彗)、「子供の時間」(萩尾望都)が好き。他にも良いなと思い作品が幾つもあった。何度も読み返したい。
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