猫がいなけりゃ息もできない の商品レビュー
村上由佳さんをあまり知らず、ネコの本もあるんだ、くらいで読み出したので、驚くほど泣いてしまった…まさかの展開、そしてなんて愛された『もみじちゃん』 村上さんのネコ愛が、もみちゃんへの愛が溢れる一冊。エッセイらしく笑いあり、涙あり、程度の涙では収まらない… 読んだ誰もがもしペットな...
村上由佳さんをあまり知らず、ネコの本もあるんだ、くらいで読み出したので、驚くほど泣いてしまった…まさかの展開、そしてなんて愛された『もみじちゃん』 村上さんのネコ愛が、もみちゃんへの愛が溢れる一冊。エッセイらしく笑いあり、涙あり、程度の涙では収まらない… 読んだ誰もがもしペットなり近親者なりを亡くした経験があれば重ねてしまうのではないだろうか?悲しみと愛した愛された感謝への言葉がなんとも言えず優しい。挿し写真のネコちゃんたちみんなとても可愛い!もふもふからウナギイヌに変化した写真に笑い、湯たんぽカバーを抱きしめ箱に入る姿に涙する。まるで寝ているかのよう。 鬼編集者のおかげ笑 で、その時の言葉を読めるわけだが、やはり作家さん、感情を言葉にするのはとても難しい中、優しくありのままの言葉な気がして涙が止まらなかった。 他作品色々読んでみたい。 キャンサー・ギフト、癌になった人が、病気をきっかけにして、これまで気づかなかったことに気付かされたり、今まで以上に周囲に感謝するようになったり、毎日の些細な出来事に感動したり、それらの変化を、癌からの贈り物、として前向きに捉えた言葉 p. 56 喪った痛みは忘れられなくとも、その痛みごと受け容れて、あきらめること。喪われたいのちへの愛情は胸の中に残しつつ、執着は手放すということ。 お弔いの時間とは、納得し難いことをなっとくするために、まさに、遺された者の慰めのためにこそあるのだ。 p. 69 大丈夫か。うん。そっか。…でもね、由佳さん。我慢しなくていい時も、あるんだよ。 p.196 生まれてすぐおっぱいを探し当てなくてはならない哺乳動物にとって、まず初めに必要なのは臭覚だ。 五感の中でも臭覚からの信号だけが唯一、視床を経由せずに大脳へ届く。そうして、生きている間に経験したすべての香りの記憶は蓄積されてゆくのだ。 p. 201 心療内科で「亡くした愛猫のことを思い出す機会が減ってきて寂しい」と相談したところ医師が、「それは〈同化〉と呼ばれるもので、これまでは猫があなたの外側にいたから悲しかったけれども、今はウチ側にいるんですよ」と言った、 p.212
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猫を溺愛するエッセイだと思って軽い気持ちで読んだら、ボロ泣きするはめに。。。 またいつかどこかで2人があえますようにと、思わずにはいられない。 再会のとき、抱きついて鳴いてしがみついたまま離れないもみじが想像できて、また泣けた。
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村山由佳さんともみじの思い出やお互いの愛情が沢山詰まったとても素敵な本でした。 自分の愛猫との日々を、形に残せて、村山さんにとってもきっと宝物のような本だろうなと羨ましくなりました。 自分の愛猫への愛情がより深まりました。 途中からは涙が溢れて電車では読めなかったです、、。 村...
村山由佳さんともみじの思い出やお互いの愛情が沢山詰まったとても素敵な本でした。 自分の愛猫との日々を、形に残せて、村山さんにとってもきっと宝物のような本だろうなと羨ましくなりました。 自分の愛猫への愛情がより深まりました。 途中からは涙が溢れて電車では読めなかったです、、。 村山さんを始め、獣医さんやご近所さんや素敵な人たちに囲まれてもみちゃん幸せだったね。
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もみじ、会ったこともないのに本当に愛おしいよ。 私にもね、村山さんにとってのもみじみたいな子がいて、ちょうどもみじと同じ年に私の腕の中で虹の橋を渡った大事な子だったんだ。 もみじのおかあさんの言葉を通してもみじの生き様を知って、あの子との日々をたくさん思い出して、途中おかあさ...
もみじ、会ったこともないのに本当に愛おしいよ。 私にもね、村山さんにとってのもみじみたいな子がいて、ちょうどもみじと同じ年に私の腕の中で虹の橋を渡った大事な子だったんだ。 もみじのおかあさんの言葉を通してもみじの生き様を知って、あの子との日々をたくさん思い出して、途中おかあさんと自分が重なりすぎて泣いちゃったりもしたけど、あなたのことを知れて本当に良かったと思うよ。あなたが幸せだったようにうちの子も幸せだったと思ってくれていたらいいな。もしかしたら雲の上でふたりは仲良くしているのかもしれないね。もしそうなら末永くよろしくね。 もう6年近くが経つし、わたしはほとんど大丈夫になったよ。でも未だにはっきり覚えているあの子の温もりを思い出して寂しくなることもあるよ。だから、気が向いたらまた帰ってきてねと伝えてくれないかな。いつでもいいよ、あなたが帰ってきたら私はきっと分かるから、って。 もみじ、よろしくね。
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「読んでよかった。本当によかった。」と心から思える。 それは愛する存在との別れが「ただ悲しいだけのものではない」と教えてもらえたから。 私は動物と一緒に暮らしたことがないというのに、本書を読んでいると、まるで自分が村山さんと同じ経験をしているかのように胸に響いてくる。 特に愛猫もみじちゃんとのお別れの場面や、もみじちゃんに呼びかけるラスト4行の言葉は涙せずにはいられなかった。
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猫を飼っているので本当に涙が溢れて止まらなかったです 動物と一緒に暮らしていくことはいい事も悪いこともあるけど、とにかくひたすらに癒しだし自分の味方で居てくれるような気がして堪らないんだよな〜 本当に大切に育てようと改めて思いました
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泣けた。うっかり電車のなかで読んでしまったから大変。 読み終わって置いてた本を息子が見つけて、「またねこちゃんの本買ったの?」(写真を見て)「わあ、かわいいね」など言うので、でもね、そのねこちゃん亡くなっちゃったんだよ。でも最後はみんなに見守られながら亡くなったのと話すと、「きっ...
泣けた。うっかり電車のなかで読んでしまったから大変。 読み終わって置いてた本を息子が見つけて、「またねこちゃんの本買ったの?」(写真を見て)「わあ、かわいいね」など言うので、でもね、そのねこちゃん亡くなっちゃったんだよ。でも最後はみんなに見守られながら亡くなったのと話すと、「きっとこのねこちゃんは天国に行ったよ」と言うので驚いた。
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愛猫との別れの描写。自分もそう遠くない未来に来るだろう別れ、想像して号泣し、自分の愛猫の腹に飛びつきました。乗り越えていけるのだろうか…
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これは涙腺崩壊。 猫好きの人は是非読むべきだけれど、号泣覚悟で。 でも、愛猫のためにも、読むべき本。
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私の猫好きを知っている友人からのプレゼント 元野良の三匹と一緒に暮らしている 彼、彼女らに振り回されながら 猫のいない暮らしはもう考えられない もみじちゃんの最期 なんと強い子か(いやおばあさんか) それぞれのいろんな話を聞くが 書くことは「痛み」と「悼み」を自覚することなんだなあ もみじちゃん、ありがとう ≪ 猫看取る 哀しみの中 やすらぎが ≫
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