闇夜の底で踊れ の商品レビュー
パチンコ狂の男が、借金をし、ソープ嬢に入れ込む。 やがて、闇金狩りに手を染め、暴力団の抗争に巻き込まれる。 パチンコで数千円すった程度を溶かすと表現したり、ヤクザの会話のやり取りが高校生の口喧嘩の様相だったりと荒削りではある。 しかし、作者は19歳の少年のデビュー作とのこと...
パチンコ狂の男が、借金をし、ソープ嬢に入れ込む。 やがて、闇金狩りに手を染め、暴力団の抗争に巻き込まれる。 パチンコで数千円すった程度を溶かすと表現したり、ヤクザの会話のやり取りが高校生の口喧嘩の様相だったりと荒削りではある。 しかし、作者は19歳の少年のデビュー作とのこと。 キャラ立ちはしっかりとされており、今後を応援したくなる一冊でした。
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半グレみたいな伊達が、いぜんの兄貴分だった山本にいいようにつかわれるといった筋。読み進めて2/3を過ぎて、どう終わっていくんだろう、ひょっとして続巻があるのかな、と思っていたら、入れ込んでいたソープ嬢の詩織が山本の女であることがわかり、妙見山であっさり殺してびっくりした。なに、こ...
半グレみたいな伊達が、いぜんの兄貴分だった山本にいいようにつかわれるといった筋。読み進めて2/3を過ぎて、どう終わっていくんだろう、ひょっとして続巻があるのかな、と思っていたら、入れ込んでいたソープ嬢の詩織が山本の女であることがわかり、妙見山であっさり殺してびっくりした。なに、この急展開は、というところが印象に残った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
舞台は大阪ということで位置関係がさっぱり分からなかった(笑) 主人公・伊達の人を食った様な人柄がこの物語を引っ張っていたと思う。やくざの世界は知らないが、「親(分)になる」「組長になる」とはとても重い事で殺人にまで発展するんだなというのが、温度感のない恐怖。そして、犯人が捕まらないというのも現代の恐怖。
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おそらく本の雑誌による推薦。まったく知らなかったけど、これが19歳のデビュー作とはとても思えないストーリー運びとキャラクター造形&セリフだな。思わず吹き出してしまう場面が何度かあった。 池上冬樹氏の解説にもあるが黒川博行作品の魅力的な関西ヤクザものキャラクターを思い出すが...
おそらく本の雑誌による推薦。まったく知らなかったけど、これが19歳のデビュー作とはとても思えないストーリー運びとキャラクター造形&セリフだな。思わず吹き出してしまう場面が何度かあった。 池上冬樹氏の解説にもあるが黒川博行作品の魅力的な関西ヤクザものキャラクターを思い出すが、決して模倣ではない。
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