人生脚本 の商品レビュー
かなりのドロドロサスペンスだった…。列車事故に巻き込まれたのは本当に夫なのか、そしてなぜ夫は逆向きの列車に乗っていたのか。 篠山も浮かばれないなぁという気もするし、山岡もどうだかなぁだし、最後も早紀はそれでいいのかなぁとも思っちゃうけど、人生の脚本ってそういうものなのかも。
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須藤早紀と夫の信夫、早紀の大学時代からの友人でライターの篠山良平.信夫は星野ひとみと不倫関係にあり、息子の健太が事故で亡くなった時、ひとみと会っていた.早紀はビストロ・ラパンで素晴らしい仲間と働いている.信夫は中津川の施設に入っている母を何度も尋ねているが、列車事故で死んでしまう...
須藤早紀と夫の信夫、早紀の大学時代からの友人でライターの篠山良平.信夫は星野ひとみと不倫関係にあり、息子の健太が事故で亡くなった時、ひとみと会っていた.早紀はビストロ・ラパンで素晴らしい仲間と働いている.信夫は中津川の施設に入っている母を何度も尋ねているが、列車事故で死んでしまう.が、篠山が調査すると不審な点が出てくる.ひとみは老舗の和菓子店の長男 山岡と結婚するが、モラハラなどで何度も失踪する.須藤千帆という女が信夫の遺体は別人だったと主張する.山岡がホテルで殺され、話が急展開する.信夫とひとみは事故直前に列車から降り逃走していた.ひとみの醜さが強調されていたと感じたが、ラパンの同僚の佳奈が立ち上げたパティスリーでの最後の場面は微笑ましいものだった.
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どこかで聞いたことがあると思ったら、数々のヒットドラマの脚本家の初の小説だとか。 とても面白かった。 ドラマ化したらどのようなキャストになるのだろうか。
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少し強引な展開も、文章にスピード感があって読み飛ばす事が出来た。一つ一つの出来事は悲しいのだが、感情が入らないので、読了後の印象は薄い。
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面白かった。 入れ替わり、すれ違い、思い違い、掛け違い。最後後味はあんま良くないけど、ハッピーエンド。 脚本家だから思い入れがあるんだろうけど、登場人物みんなして自分の人生を脚本になぞらえるのはちょっと…。 子どもの死は必要だったかな?子どもの死は基本なるべく少ない方がいい。
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ひとり息子の死をきっかけに、家庭内別居状態の早紀と信夫。ある夜、信夫が列車転落事故に巻き込まれたという連絡が入る。早紀は夫婦共通の友人である篠原の協力を得て夫の足跡を探るが、そこには何者かの悪意が見え隠れしていた……。
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