定年の教科書 の商品レビュー
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・繰り下げ受給は年8.4%の増額(5年で42%)。手続きは65歳以降に「老齢基礎年金・老齢厚生年金 支給繰り下げ申請」を提出、公的年金の請求書を提出しなければ、自動的に繰り下げ受給になるが、受給資格の時効の関係もあるので提出がよい。 ・「特別支給の老齢厚生年金」の手続き。1963年生まれは女性が63歳から受給可能。男性はなし。 ・「在職老齢年金」65歳未満は給料と年金の月額合計が28万円を超えると年金カット、65歳以上は47万円 ・60歳以降、同じ会社で再雇用され、賃金が75%未満に下がった場合、雇用保険から「高年齢雇用継続給付金」が支給。支給金額は60歳までの賃金の原則15%。2025年から段階的に廃止。 ・60歳で一度退職をして再就職したものの、給料が75%未満に下がったときは「高年齢再就職給付金」が支給。金額は「高年齢雇用継続給付金」と同じ。2025年から段階的に廃止。 ・遺族年金 金額は老齢厚生年金の3/4 ・「高額介護サービス費」同じ世帯に複数のサービス利用者がいる場合に、世帯で合算できるサービス ・「高額医療合算介護サービス費」1年間で公的医療保険と介護保険の自己負担額を合算して限度額を超えた場合に払戻し ・現在、がん検診で最も有効な診断方法は、PET検査だと言われている。費用はだいたい10~15万円、その他の人間ドックの検査をあわせると30万円位
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2021/07/02:読了 定年時の、全体的なイメージを、文章で理解するには、良い本。イラストとかが多いのは、一見分かりやすそうなんだけど、読んで頭に残りにくい。 全体図を頭に入れるのは、やはり文章がいいなと、改めて感じた。
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「老後資金はもっと貯めたほうがいいがどのくらい必要かわからない」「年金で損をしたくないけれど、しくみが複雑そう?」「要介護になったときが心配。どんな準備が必要なのか?」 「無趣味で、定年後の時間をどうやって使えばいいのか?」 「お金、健康、孤独」の不安に対して、正しい準備をしてい...
「老後資金はもっと貯めたほうがいいがどのくらい必要かわからない」「年金で損をしたくないけれど、しくみが複雑そう?」「要介護になったときが心配。どんな準備が必要なのか?」 「無趣味で、定年後の時間をどうやって使えばいいのか?」 「お金、健康、孤独」の不安に対して、正しい準備をしていますか? 希望寿命77歳⁉️ 「お金」「健康」「生きがい」は、まったく別々の問題のように思えますが、実際は深く関わっていて、リンクします。ひとつだけ解決したところでダメな場合もありますし、逆に、ひとつを解決すると全部がクリアされることもあります。 「老後資金・年金」の不安を解消する ・老後の収入・支出は・老後の資産はこうして計算する ・資産寿命を延ばす知恵 ・繰下げ受給の制度をうまく使いこなす知恵 ・退職のベストタイミングは65歳ではなく「64歳11か月」 ‼️ ・定年前後の手続きしだいで損得が分かれる ・定年後の「健康保険」は4つの選択肢がある ・「不動産」を「負動産」にしていませんか ──etc. 「介護・認知症」「がん」の不安にどう備えるか ・介護保険のしくみ、ちゃんと知っていますか ・「公共型」の高齢者施設の特徴は? ・「民間型」老人ホームの特徴は? ・老人ホーム・介護施設のかしこい選び方 ・認知症に潜むさまざまなリスクとは ・認知症と高齢者の金融資産に関する研究 ・認知症になっても資産を守れるシステムをつくる ・「がん」のリスクは年齢とともに上がる ・「医療保険」はいつまで必要か ── etc. 老後をバラ色に変える「生き方」とは ・定年後に働く理由はお金のためだけではない ・「よい人間関係」が老後にとっていかに大事か ・定年後のプランは「長期的な視点」で考える ・第二の人生を「トライアンドエラー」で乗り越える ・定年後の人生は自ら考え、自ら行動する ・あなたの中から「老後」をなくそう! ・生前整理は老いてからではなく元気なうちに ── tec.
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定年後の年金、健康保険、介護保険、健康、生きがいなどについて、基礎的な知識や心構えを紹介する本。役にたったかなと思ったのは一点のみ、医療保険のやめ時の目安が70歳ということ。70歳で高額療養費制度が変わり、自己負担が少なくなる。もともと、この制度があるし、ある程度の貯蓄があれば医...
定年後の年金、健康保険、介護保険、健康、生きがいなどについて、基礎的な知識や心構えを紹介する本。役にたったかなと思ったのは一点のみ、医療保険のやめ時の目安が70歳ということ。70歳で高額療養費制度が変わり、自己負担が少なくなる。もともと、この制度があるし、ある程度の貯蓄があれば医療保険は必要ないが、入っている場合、やめるとすれば、この時のようだ。この時点では収入も減っているし、妥当だと思う。この点以外は基礎の基礎を今さら聞いても・・・という感じで特に得るものはなかった。 最後に出てくる定年後の問題解決のため専門家を紹介するシステムの記述は著者の一人が代表を務める会社のPRであり、いささか興醒めした。
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