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喜花坊の寵姫 恋と縁は宴より始めよ の商品レビュー

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2022/03/04
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最初に興味を持ったのは「偽りの寵姫」というキーワードだったか? 「喜花坊」が何かは分からなかったけど、そこはスルー 父を陥れた 蘇司山 ソシザン への憎しみを持ちながらも、どうすることも出来ず日々を過ごす 彩琳 サイリン 蘇司山を排除したいと考える王子 央蓮 オウレン に協力を持ちかけられ、二人の関係を怪しまれないよう、偽りの寵姫となる 楽宮 ガクキュウ でありながら、舞や楽を奏でる才能のない彩琳は、しかし「美しくまとめあげる」才があった 央蓮に見出され、「自分の見たいもの」を演出することにより一つの宴を成功させる が、確実に成功するように、誰からも文句を言われないようにと思う心の変化に、他の楽宮たちは不快感を抱き離れていってしまう 気付かせてくれたのは友人の 令霞 レイカ 楽宮たちへ頭を下げ、 令霞と、先帝の隠された子息であった 泰波 タイハ の力を借り 彩琳を失敗させようと蘇司山が企んだ宴へと挑み見事成功に導く しかしなおも宴を失敗に終わらせようとする蘇司山に対し、武官に扮して紛れ込んでいた央蓮も現れ、結果、蘇司山は捕縛されることとなった 彩琳が「確実に成功させるための宴」を成功させたのもつかの間、 楽宮仲間に見放され、備品を破壊され、令霞や央蓮も側からいなくなる怒涛の展開 令霞の言葉に自分を見つめ直し、新たな思いで立ち上がる様子に泣きました 曲が聴きたくなる 舞が見たくなる 彩琳が誰の嫁になったのか、気になる

Posted byブクログ