企業経営の教科書 の商品レビュー

遠藤功(著者)

2022/05/29

中小企業診断士試験で問われるような知識が身についていると、復習気分で読める一冊です

網羅的な内容となっているので、診断士試験に挑む気がない方でも、ビジネスパーソンとして一通りの知識を身につけたい方にはお勧めできます

新人管理職や中堅社員への課題図書にちょうどよさそうな印象です！

2021/06/17

経営のフレームワークや最近の経営のトピックスに関して網羅的、シンプル、そしてわかりやすく書かれている。まさに名前の通り教科書、参考書的に使える書籍。一方で所々に現場力が企業の競争力の源泉であるとの著者の思想も垣間見れて、同様の信念をもつ自分としては、読みやすく納得感があった。
経営に関して調べものをするときはポケット辞書のような感覚で利用できそう。

2021/03/15

ビジョンについて
マザーハウス＝発展途上国のバッグや衣料品を販売する企業。強烈な「思い」が原点。松下幸之助の「水道哲学」によって、驚くほど事業が発展した。

選択と集中
日立は社会イノベーション事業のみを選択した。HD事業も売却。
ブルーオーシャン戦略＝任天堂Wii。

古くて新しい李カーリングビジネス
ジレット、ゼロックス、フィリップスの照明事業。
デジタル・ディスラプション＝デジタル技術で新規参入する。音楽配信サービス、エアBNBなど。

機能別と事業部制を組み合わせたマトリクス型組織。
ティール組織＝非管理型の組織。
新幹線劇場＝新幹線の清掃業務がハーバードビジネススクールのケーススタディに採用された。

職能給から職務給への変化。キャノンなど。
オペレーショナル・エクセレンスは模倣されにくい。

成長戦略。なぜ企業は成長し続けなければならないか。株主、組織、人材に対して、活力が失われる。多角化、ホールディング化。

すべてがサービス化する＝「Xaas」～アズアサービス。
SAAS＝ソフトウエアアズアサービス、PAAS＝プラットホーム、IAAS＝インフラ、など。
MAAS＝移動、モビリティ。