花は散っても の商品レビュー
夫と別居しネット上でアンティーク着物ショップを経営している美佐は、実家の土蔵にあった時代箪笥の中に亡き祖母の手記を発見する。現代の美佐と太平洋戦争中の祖母の手記が交互に綴られていく。現代編は着物の知識がなくて戸惑い、過去編は百合族のような話に面食らった。うーん、ぼくにはちょっと、...
夫と別居しネット上でアンティーク着物ショップを経営している美佐は、実家の土蔵にあった時代箪笥の中に亡き祖母の手記を発見する。現代の美佐と太平洋戦争中の祖母の手記が交互に綴られていく。現代編は着物の知識がなくて戸惑い、過去編は百合族のような話に面食らった。うーん、ぼくにはちょっと、よくわからなかった。
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- ネタバレ
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読み終わった瞬間、この話、大好きだと思った。 これから何度でも読み返すと思った。 夫婦間に問題を抱えている美佐と祖母の咲子。 着物と咲子が残した手記が繋ぐ過去と未来。 愛と慈しみ、憎しみ。 なんて愛しい物語なのだろう。 なんて切ない物語なのだろう。 そこにはかつての私達がいるのだ。
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母離れができない優柔不断な夫に見切りを付け、 家を出た美佐は、東京の下町・谷中で着物の ネットショップを切り盛りしている。ある日、 実家の蔵で、箪笥に仕舞われた銘仙、謎の写真、 3冊のノートを見つけ…。
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