魔術師は野獣な貴公子に溺れる の商品レビュー
ヘタレ貴公子のもふもふぶりがたまらない!
シリアスではない、コミカルなファンタジーでした。 【シヴァ犬】に変身させられる【攻め】と【受け】のやり取りが、かなり面白くて笑えました! 【攻め】 ヤリチンモテ男の貴公子。 女性に恨まれて呪いをかけられる。 【受け】 【攻め】に長年の恋心を秘める魔術師。 ...
シリアスではない、コミカルなファンタジーでした。 【シヴァ犬】に変身させられる【攻め】と【受け】のやり取りが、かなり面白くて笑えました! 【攻め】 ヤリチンモテ男の貴公子。 女性に恨まれて呪いをかけられる。 【受け】 【攻め】に長年の恋心を秘める魔術師。 『呪いをかける相手』が【攻め】とは知らずに、「シヴァ犬に変身する呪い」を【攻め】にかけてしまう【受け】視点で物語は進みます。 最初は、ヤリチン・放蕩者のタラシである【攻め】が、【受け】の長年秘めた恋心と切ない想いや、真摯な行動によって、改心、だんだんとほだされていく過程と、ドキドキハラハラ展開後のハピエンには、胸熱になりました! 文章の巧みさで笑いと切なさのバランスがほどよく配分された秀逸な作品なので、ファンタジーが苦手な人も読めるのではないかと思います。 それと何よりも、【攻め】が昼間変身する『シヴァ犬』のもふもふぶりが! これがもう、世界観のぴったり合うイラストと相まって、モフモフ好きにはもう、たまりませんでした。ああぁ ーっ! モフモフ~! モフモフ~!!! 終盤には、【攻め】が完全なる「ヘタレ」に変貌していたのが最高のハピエンでした!
ELLE
博愛主義というか、来るもの拒まずなミケーレに片思いしているネロ。自分の想いを伝えていたら関係は変わっていたかもしれないけれど、伝えられなかった今の関係だからずっと一緒にいられたのかも。とも思える。シヴァ犬になったミケーレと楽しく暮らしながらも、自分が原因だということに思い悩むネロ...
博愛主義というか、来るもの拒まずなミケーレに片思いしているネロ。自分の想いを伝えていたら関係は変わっていたかもしれないけれど、伝えられなかった今の関係だからずっと一緒にいられたのかも。とも思える。シヴァ犬になったミケーレと楽しく暮らしながらも、自分が原因だということに思い悩むネロは辛くなるが、それでもどんどん2人の関係が近くなっていっているのは嬉しい。全く違うけれど、「初恋」同士の2人のその後を見ていたくなった。
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ほのぼの系かと思いきや、博愛と言えば聞こえは良いが、クズっぷり凄まじいヤリチン貴公子ミケーレと、ヲタク系純情魔術師ネロのお話 人当たりは良いにしても老若男女に手を出しすぎなミケーレにずっと恋心を抱きながらも親友でいたネロの純情が良いです 自業自得で騒動に巻き込まれるミケーレと、その要因を作ったネロとの同居で、やっとネロの愛しさに気づいたミケーレですが、調子の良さに笑っちゃいつつ、ちゃんと関係を精算するので、良しとなりますw
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受が可愛くて好きなキャラだった。 反面、野獣っていうとこも希薄だったし、ヤリチンクズってほどでもないというか、いやヤリチンクズだったけど思ってた感じじゃなかったというか、その辺は期待と違ったかな。序盤に本人が鼻歌歌っちゃうくらい好きだってアピールしてたモフモフも、野獣とのモフモフシーンはゆうてもさらっとだったしね。 とは言えそこは小中先生!受キャラ一本で十分面白く読むことが出来ました!
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長年、片想いだけど友人として付き合っている相手と、わけあって同居することになった受。 受にも攻にもちゃんと個性や人間味があって、感情面やストーリー展開でも齟齬がなく読者に読ませてしまう力量はさすがの小中さん。モフモフも地味にあって、楽しませていただきました。 そして、それに華を添...
長年、片想いだけど友人として付き合っている相手と、わけあって同居することになった受。 受にも攻にもちゃんと個性や人間味があって、感情面やストーリー展開でも齟齬がなく読者に読ませてしまう力量はさすがの小中さん。モフモフも地味にあって、楽しませていただきました。 そして、それに華を添えるのが、榊空也さんの美麗かつキャラをそのまま写したかのような完璧なイラスト。 二度おいしいご本でした。満足。
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