厳しい税務調査がやってくる の商品レビュー

秋山清成(著者)

2022/08/31

斜め読み。

厳しい税務調査がやってくる

部類に該当しない層の様な気がした。

書名に、
間違いだらけの何ちゃら
もあるのは引いてしまう。

何を持って間違いだらけとするのか？

これとこれが間違い
とか間違いを教えて欲しくはない。

エアロビクスのインストラクターで約１名、
これは間違いです
と見本を示す人がいた。

やめてくれ！
つられて間違う！実際何人かはつられて間違えた。
わたしもそう。

受験指導でこれは間違った解き方です。
と間違った解法を教えるアホちんがいる。
やめてくれ‼️
本番で間違った手法を思い出したらどうする。

2022/04/29

元資産税専門国税調査官による税務調査こぼれ話的な書籍。税務署副署長まで出世し経験豊富なだけに興味深い内容が多かった。相続税を実務で行うことが多い税理士にはお勧めの書籍だ。
P32
ちなみに、私の現職時代に、ある調査案件で相手の税理士の「更正できるものならやってみろ」の発言に発奮して、昼は銀行の応接室でパンを食べ、夜は銀行員が「そろそろ閉めます」という午後9時ごろまで銀行内の伝票などの証拠書類を集めること10日間、家では土日もなく午前2時まで書類の整理や更正理由書の作成(家に持ち帰り仕事が可能な時代だった)を約1か月行って更正処分をした経験があります。 もちろん超過勤務手当は出ませんが、そんな金銭の問題よりも「このやろう、見てろよ」という意地があり燃えているから、いくら仕事をしても疲れなかったですね。調査をしている途中で、税理士は私の本気度を感じたのか「どうにか話し合いで決着は付けられないものか」と言ってきましたが、その提案はキッパリとはねつけて約1億8千万円の更正処分を行いました。
P131
68万円の贈与税は結構高いですね。車を買ってもらった人が68万円を自分で払ったらいいんですが、「68万円なんてお金はないよ」ということで、これもお爺ちゃんに出してもらったらまた68万円の贈与を受けたことになります。
このような場合どうしたらいいかなんですけど、答えは簡単です。 高級車をお爺ちゃん名義で買えばいいんです。
お爺ちゃん名義の車を相談者が乗り回せばいいんです。
税務署は、「お爺ちゃん名義の600万円の高級車を孫が乗り回している」としても贈与税はかけません。 買ってもらったものではなくて、単に使わせてもらっているだけですから贈与税はかかりません。
どうしても自分の名義にしたいのなら、普通乗用車は耐用年数6年ですから毎年100万円ずつ価値が落ちます。5年経過すれば車の価値は100万円ですから、その時点で自分の名義にすればいいですね。