プラチナエンド(14) の商品レビュー
サスペンスものというより、特異なゴシックホラーバトルもの。デスノートのような頭脳・心理戦があると思って読み始めると肩透かしを喰らう。死にたい人間が神候補に選ばれて、その13人が殺し合いながら1人の神を目指していくのが大筋。神候補のキャラクターたちが多種多様な倫理観を明かし、その様...
サスペンスものというより、特異なゴシックホラーバトルもの。デスノートのような頭脳・心理戦があると思って読み始めると肩透かしを喰らう。死にたい人間が神候補に選ばれて、その13人が殺し合いながら1人の神を目指していくのが大筋。神候補のキャラクターたちが多種多様な倫理観を明かし、その様子がテレビや配信を通して日本中に公開され、一般人からの支持を得ながら、話し合いによって神を選ぶ下りが面白かった。特にラスボス扱いであるキャラクターが無神論者だったのが面白さに拍車をかけていた。そのキャラクターのセリフ「神様助けてではなく、誰か助けてと叫ぶべき。問題に直面したら祈るのではなく、一刻も早く打開策を考えるべき。神に懺悔し許しを乞うなら、自首し罪を償うべき」が印象深い。
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シリーズ、第14弾。完結編ですね 『あなたが一番幸せを感じる時は?』 米田博士の白の矢が明日に刺さる寸前、咲が現れ間一髪で彼を救う。 そして、最後の神候補達の話合いが始まる。 神になるのは誰なのか? 一人一人の幸せを願い、必死に生き続けた彼らの未来は?
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想像を絶する最後でした。 「生きる」とは 「死ぬ」とは 「神」とは 非常に深いテーマを扱った作品で、考えさせられるところがありました。 読み終えて、もう一度最初から読み直したくなりました。
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「デスノート」で、人を自由に殺せる究極のノートを、犯罪者撲滅で世界平和を実現させる考えを持った独裁者に持たせたらどうなるかを実験したのが前作だった。今回はその反対を目指した。 死神ではなく、天使を登場させて、欲望薄い死にたがりの若者に、神になる能力を与えた。人を惚れさせてコント...
「デスノート」で、人を自由に殺せる究極のノートを、犯罪者撲滅で世界平和を実現させる考えを持った独裁者に持たせたらどうなるかを実験したのが前作だった。今回はその反対を目指した。 死神ではなく、天使を登場させて、欲望薄い死にたがりの若者に、神になる能力を与えた。人を惚れさせてコントロールできる赤い矢、人を殺せる白い矢、一瞬で世界を飛び回れる翼。 誰が神になるのか、前半は神候補達の「バトル」を描いたけど、後半はそもそものテーマが出てくる。人間は結局はこの絶望的な世界で生きていていいのか?という問いかけである。 「自殺は人間にしかできない死に方だ」 「いや、人間にしかできない1番不幸な死に方だ」 このような問答がずっと続く漫画である。 今回は、正面から哲学的な問いをテーマにしてしまったので、詰将棋のようなデスノートとは違って、かなり粗が目立った気がする。(書けばネタバレになるので分かる人には分かる書き方で言えば)「指パッチン」はないでしょ。別の言葉で言えば、荒唐無稽になった。でも、デスノートを描いた以上、別の視点から「生きる意味」は描く必要があったのだろうと受け止めた。コレは大葉つぐみの誠実さだろう。 ストーリーの大葉つぐみは、一応哲学的な答えを出しているかのようではあるけれども、そもそも、そういう神様は「まだ現実には実在していない」のだから、この結論が「正しい」かどうかの検証は不可能である‥‥若い人たちには、そこのところを間違えないでもらいたいと切に望む。 まあ、面白かった。 天使は自分のことを「匹」ではなく「羽」で数えて欲しいらしい。‥‥「体」じゃないんだ! 神候補はなんと「体」で数えられていた。‥‥「柱」じゃないんだ。 星に願う時「世界が平和になりますように」 という有名サイボーグ漫画のパロディがあったり、 デスノートで出てきたさくらテレビが活躍していたり、 それなりに作者も楽しんでいるようです。 2016年第一巻発行、2021年十四巻完結。大葉つぐみ先生、次は妖怪でしょうか?
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- ネタバレ
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もっと納得のいく終わりであってほしかった… 未来VS教授はダンガンロンパ的に未来が勝利 中海が神になった みんなそれなりに幸せに過ごしていたが、中海(神)の自殺により世界は消滅 神は人間が作ったのではなく、自殺願望がある何らかの生物から生み出されたものであり、それらは人間や神に己を殺させることを目的としていた …っぽい。
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【あらすじ】 「あなたが一番幸せを感じる時は?」 人質を取られ、自分か大切な人の命の選択を迫られた明日は、自らが死ぬことを決意する。しかし、米田の白の矢が刺さる直前、捕らわれていた咲が現れ、明日を救出。生きること…そして死を直前にしてそれぞれの想いが交錯する中、神候補による最後の...
【あらすじ】 「あなたが一番幸せを感じる時は?」 人質を取られ、自分か大切な人の命の選択を迫られた明日は、自らが死ぬことを決意する。しかし、米田の白の矢が刺さる直前、捕らわれていた咲が現れ、明日を救出。生きること…そして死を直前にしてそれぞれの想いが交錯する中、神候補による最後の話し合いが始まる。1人1人が明日の幸せを願い、必死に生き続けた彼らの結末は――。 ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 途中から、誰に誰の「赤の矢」が刺さっているのかわからなくなってしまい、読んでて疲れました。。。こういう話は、大人数が入り乱れるとゴチャゴチャしてダメですね。あるいは、コミックスで一気読みしたほうが面白いのかも。 「天使」という謎の存在により選ばれた人間が、「神」の座をめぐって争う話、というのがざっくりとしたストーリーです。序盤は頭脳戦がメインで結構面白かったです。同著者の『DEATH NOTE』と、当作品と似たような設定で展開される『未来日記』を足して2で割ったような感じでした。後半は、「神」とは何かという議論みたいな展開になり、最後に「神」や「天使」の正体が明かされる…のですが、とにかく話が長い!もう少しどうにかならなかったのか。
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最終話直前まで面白かったし、展開も良かったのに、最終話バッドエンドが過ぎて面食らいました。 えーこのラストはないない。 アニメ版はラストが変わることを祈ります。
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