ぼく自身のノオト の商品レビュー
感想 自分を出してみる。社会の中では難しいかも。だけど日記の中では全開でいい。本当はどう思ったのか。実は何を考えたか。向き合って抱きしめる。
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[読了] タイムラインで知って興味を持ちました。表紙のイラストにも惹かれた。 1970年代、当時まだ無名の著者の内的描写。客観的なようで時に主観的に時に感傷的に、素直な心の響きが綴られている。読者としては混乱をすることもあるが、それは著者が常に誠実であるからなのだと思う。 時...
[読了] タイムラインで知って興味を持ちました。表紙のイラストにも惹かれた。 1970年代、当時まだ無名の著者の内的描写。客観的なようで時に主観的に時に感傷的に、素直な心の響きが綴られている。読者としては混乱をすることもあるが、それは著者が常に誠実であるからなのだと思う。 時折引っ張り出して再読したい。 この瞬間にぼくがいちばんしたいと思っていることをするようにしよう p15
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すらすらと読むにはなかなか難しかった 『君のすることがぼくの気にさわってしかたがないとすれば、君の欠点はすなわちぼくの欠点でもあるということ。』p.110 こんなにも自分の心を端的に言葉にできる著者を純粋にすごいと思った。 自分ではない誰かの日記が、こんなにもわたしを捉えて...
すらすらと読むにはなかなか難しかった 『君のすることがぼくの気にさわってしかたがないとすれば、君の欠点はすなわちぼくの欠点でもあるということ。』p.110 こんなにも自分の心を端的に言葉にできる著者を純粋にすごいと思った。 自分ではない誰かの日記が、こんなにもわたしを捉えてしまうなんて、この本を読むまで思わなかった。
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「ぼく」という一人称 で語る独白。 「ぼく」は、私であり 彼や彼女であり、 病院の待合で隣に座る ご老人であり、 見も知らぬ誰かである。 誰もが多かれ少なかれ 青年期に思索する、 根源的な問いに対する 洞察が連綿と綴られて います。
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アメリカ南西部、ユタ州の小さな出版社から発表された個人の日記の抜粋。 著者は文学者や哲学者ではなく、立派な肩書きもないただの男とのこと。 ぼくたちがある物事を受けて、感じたことに真っ直ぐ誠実になる。それが日々の生活で遭遇する様々な出来事に自分らしく対処するために...
アメリカ南西部、ユタ州の小さな出版社から発表された個人の日記の抜粋。 著者は文学者や哲学者ではなく、立派な肩書きもないただの男とのこと。 ぼくたちがある物事を受けて、感じたことに真っ直ぐ誠実になる。それが日々の生活で遭遇する様々な出来事に自分らしく対処するために必要なことだという。 何か困難に衝突した時に原因を外的要因に押し付け、自身については悩みがないように振る舞うことや、他人との軋轢の最中で本当に気に入らない事に気付けないことはよくある事だと思う。 心がどう感じているか、がすなわち自分らしさで、自分自身と言っても差し支えないかも知れない。 ただ、不思議なことに自分は過去の経験から形成されているにも関わらず、5分後の行動さえ予測出来ないほど未完成で曖昧なもの。 その時その時に自分がどう感じているか分析して、自分自身を対処する方法を考えて、責任を持って動くしかない。 これはある意味では良いもので、実力不足、相応しくないと考えてはいても、面白そうだから飛び込んでみようとする自分を肯定する道具にもできる。 他人と揉めた時、相手がどう思っているかきちんと考えると言うのは皆が解っていることだが、同時に自分がどう思っているか素直に感じることは弁証法的に問題を止揚するためになくてはならないとハッとさせられた。 共感できない内容もあったが、それも自分、ということで。 あれこれ考えているととりとめもなく、長くなってしまうので記録はここまで。
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2日間 2時間20分 223ページ 読了 目次もなく、誰に話しかけるでもなく、 まるで誰かの日記のようだった。 哲学なのかそうでないのかは分からないけれど、 私としては読んでいて結構面白かった。 「自分自身でいる」ということは、 その時に自分が感じるものすべてを認め、 自分...
2日間 2時間20分 223ページ 読了 目次もなく、誰に話しかけるでもなく、 まるで誰かの日記のようだった。 哲学なのかそうでないのかは分からないけれど、 私としては読んでいて結構面白かった。 「自分自身でいる」ということは、 その時に自分が感じるものすべてを認め、 自分の感情がどのレベルに 反応するかを自覚して選ぶことにより、 自分の行動に責任をもつことなのだ。 これから生きていく上でヒントになりそうな言葉だった。 "自分らしく"は今の私のテーマでもある。 ゆっくり考えていこうと思う。
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