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少女ティック 下弦の月は謎を照らす の商品レビュー

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2023/06/24
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※このレビューにはネタバレを含みます

天狼院書店の小説家養成ゼミ入門講座に参加中です。 その講師、千澤のり子さんの著書なので読んでみました。 面白い!一気に引き込まれ、読んでしまいました。 20代のころから、小説を書いてみたいと思っていました。 でも、何から始めたら良いかわからず… 今回、小説家養成ゼミに参加。 第一回を終え… 細かいことまで設定して、小説を書くんですね~ 大丈夫か?私…。 そして、小説はそんなに読んでいないぞ、私。 千澤のり子先生、面白いです! もっと読んでみよう!

Posted byブクログ

2021/01/21

表紙のイメージとは違い、監禁や殺人といった重いテーマを扱っていて、驚きでした。しかし、子供が視点なのか、文章が明るめな特徴なのか、そんなに重い気持ちにはなりませんでした。その辺のアンバランスさが後を引く面白さでした。 全4話で、主人公・瑠奈(小学5年生)の1年間を春夏秋冬に分け...

表紙のイメージとは違い、監禁や殺人といった重いテーマを扱っていて、驚きでした。しかし、子供が視点なのか、文章が明るめな特徴なのか、そんなに重い気持ちにはなりませんでした。その辺のアンバランスさが後を引く面白さでした。 全4話で、主人公・瑠奈(小学5年生)の1年間を春夏秋冬に分けて描かれていますが、1年間にしては濃密な経験をされています。各話ごとに完結された出来事があるのですが、表面的にはほっこりとした雰囲気を醸しています。 第1話 少女探偵の脱出劇 第2話 少女探偵の自由研究 第3話 少女探偵の運動会 第4話 少女探偵と凍死体 上記を見ると、お茶目な感じの物語なのかと思いきや、よくよく読んでみると、ディープな内容を取り扱っていて、複雑な気持ちでした。小学生にしては重いです・・・。 特に第3話のラストが衝撃的であり、ゾワリとした気持ちにさせてくれました。「続きは・・・?」とした気持ちはあるものの、表紙の綺麗さとは180度違った雰囲気にある意味恐怖を感じました。文章は綺麗だけど、中身はディープ。脳と心が一致していないかのように読了後は、終始不安定な気持ちになりました。

Posted byブクログ