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ワークショップデザイン論 第2版 の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2024/09/22

とても参考になった。今までなんとなく実施していたワークショップを理論的に学び設計したい人にお勧めです。

Posted byブクログ

2024/06/09

ワークショップの理論、準備、運営に加えて、ワークショップを開催する人の育て方まで触れられている。さらに筆者らの経験した具体例が紹介されているなど、ワークショップを作る一歩目としても、何度かやってからふりかえりのために使うのでも有効そう ワークショップ作りそのものはプロダクト作りに...

ワークショップの理論、準備、運営に加えて、ワークショップを開催する人の育て方まで触れられている。さらに筆者らの経験した具体例が紹介されているなど、ワークショップを作る一歩目としても、何度かやってからふりかえりのために使うのでも有効そう ワークショップ作りそのものはプロダクト作りに近いなと感じたし、全体としてアジャイルっぽい考え方だなと思った。

Posted byブクログ

2022/01/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

個人的に意識して取り組んでいたことが体系的に書かれていたので、裏づけをもらえた形で自信を持てた。ワークショップ企画をする際に流れを確認するときに再度読みたい。 ワークショップの基本構造は、導入⇒知る⇒創る⇒まとめ 個人的にメモしておきたい新たな学び ■学習を生起する企画の要件 1.楽しさ 2.矛盾と葛藤  ⇒創る活動における課題設定は、相反する条件を含めるとより議論が活性する。 3.リフレクション 4.実践者にとっての実験  ・WSは実践者が作りあげた企画を媒体とした、参加者とのコミュニケーション。⇒この考え方が自分には薄かったので、新たに取り入れたい。運営側としても心構えが変わり、参加者の変化をより細やかにとらえられるようになるのではと思う。  ・定式化しない。⇒新しい要素、を毎回入れるように工夫する。 5.余白のある設計  ⇒確かに、柔軟な対応をするためには何事も余白を設けることが大事。 ■運営の要件  設計とファシで調整していく。 1.参加者の多様性 2.葛藤状態の調整 3.安心できる環境 4.多様なレベルの参加 5.実践の内省

Posted byブクログ

2022/01/02

ワークショップと学習: 1 ワークショップと経験学習 ワークショップの範囲 ワークショップの特徴 経験学習の系譜 デューイの経験学習 コルブの経験学習モデル ワークシヨッブの鉴本構造 2ワークショップとノンフォーマル学習 ノンフォーマル学習 参加体験授業 授榮とワークショップの違...

ワークショップと学習: 1 ワークショップと経験学習 ワークショップの範囲 ワークショップの特徴 経験学習の系譜 デューイの経験学習 コルブの経験学習モデル ワークシヨッブの鉴本構造 2ワークショップとノンフォーマル学習 ノンフォーマル学習 参加体験授業 授榮とワークショップの違い 3ワークショップと創造的活動 創造的活動の意義 創造と学習をつなぐ葛藤 集団の多様性と創造 学習目標としての創造性 創造的経験学習 4ワークショップのデザイン インストラクショナルデザイン デザイン研究 IDとデザイン研究の課題 デザイン論からの示唆 ワークショップのデザイン ワークショップを企画する: 1コンセプトの生成 ベテランの企画のブロセス コンセブトとは コンセブ卜生成のステークホルダー コンセプト生成の手順 準備段階 生成段階 検証段階 2プログラムの作成 プログラムのモデル プログラム作成のステークホルダー ブログラム作成の手順 作る活動の作成 知る活動の作成 導入の作成 まとめの作成 プログラム検討 成/6導入の作成/7 3事例:資生堂グループ TRUST8 4企画の要件 楽しさ 葛藤と矛盾 リフレクション 実践者にとっての実験 余白のある設計 ワークショップを運営する: 1ワークショップの広報 コミュニティ戦略としての広報活動 広報のステークホルダ一 広報を支える記録の活用 情報の発信 情報の収集 情報の共有 2フアシリテーション ファシリテーターの基本姿勢 ファシリテーターの役割 ファシリテーションの困難さ 導入のファシリテーション 知る活動のファシリテーション 創る活動のファシリテーション まとめのファシリテーション 観察と調整を支える知識構造 3事例: CMAPクリケットワークショップ ワークショップを評価する: 1「ワークショップ評価」に必要な視点 「ブログラム評価」からの示唆 「教育評価」からの示唆 ワークショップにおける「学習評価」 2 2つの評価 総括的評価  形成的評価 3 『ワークショップ評価』のための手法 経験カリキュラムと学習評価 創造性や芸術領域における評価 ワークショップ実践者を育てる: 1実践者の全体像 日本におけるワークショップ実践の普及 ワークショップはどんな人が実践しているのか 2ワークショップ実践者の熟達 ベテランと初心者の違い ベテランも昔は初心者だった 3ワークショップ実践者とその専門性 ワークショップ実践者の奥態 ワークショッブ実践者の専門性とは何か 4実践者が学び育つ環境とは 「個人レベルの灾践論」の構築 デザインモデルの共有と伝達 自己の経験に対する内畨の促進 他実践者からの学習 専門家としてのアイデンティティ形成 ワークショップと学習環境: 1ワークショップと共同体 実践共同体 実践共同体育成の7原則 実践共同体の発展段階 2ワークショップと空間 アフォーダンスとシグニファイア ソシオペタルとソシオフーガル ワークショップスタジオの条件 空問のレイアウト 3ワークショップと学習環境 学習環境のデザイン 活動・空間・共同体のデザイン メタワークショップ

Posted byブクログ

2021/10/22

ワークショップとは何か?を理解できるように、具体的な事例と学術的な裏付けをバランスよく配置したテキスト。2022年度ゼミⅡの教科書にも指定しています。

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2021/08/28

とても具体的にワークショップの実践方法が記載されていて勉強になった。「学び」について学術的根拠なども記載されておりかなり深い内容だった。

Posted byブクログ

2021/07/09

「問いのデザイン」に続いて読みました。 こちらはちょっと学術的 さくっと読みたいなら「問いのデザイン」がお勧めです!  楽しさと葛藤  自由と制約  日常と非日常 これらのバランスを考慮した課題や問いかけを意識していきたいです

Posted byブクログ

2021/03/12

ワークショップ指南書です。 ワークショップの企画、運営、評価までを解説してあります。 単なるノウハウ書ではなく、学術的な裏付けに基づかれた書かれています。 いろいろと示唆に富みます。 近年、企業研修や学校教育などでますます需要が高まるワークショップの好評指南書を7年ぶりに改訂。...

ワークショップ指南書です。 ワークショップの企画、運営、評価までを解説してあります。 単なるノウハウ書ではなく、学術的な裏付けに基づかれた書かれています。 いろいろと示唆に富みます。 近年、企業研修や学校教育などでますます需要が高まるワークショップの好評指南書を7年ぶりに改訂。 ワークショップの「企画―運営―評価」のサイクルを、理論をもとにわかりやすく解説する構成はそのままに、第2版では、適切な課題設定の仕方や、ファシリテーションについての最新の知見も盛り込み、さらに利便性を向上した。 本章の冒頭で紹介した森(2008)の実験においても、ベテラン実践者は初心者に比べて、企画を設計する際により多くの「保留」を行っていることが明らかになっている。つまり、活動の構成や進行の仕方を事前に全て決定しておくのではなく、当日の参加者の様子を見て適切な対応をすべきところは積極的に保留としておき、また決定ができる部分もあくまで「仮の決定」とし、当日の状況によっては柔軟に変更する姿勢を持っていることがわかっている。 ただし、注意すべき点は、ベテラン実践者は入念なシミュレーションを行った上で決定を保留している点である。シミュレーションが不足したまま決定を当日に先延ばしにしても、運営の際に対応できずに実践が失敗することは目に見えている。ベテラン実践者は、想像によるシミュレーションを繰り返し、どの時点でどのようなことが起きるか、もしくは起き得るかに関して事前の予測を立てており、それら予測に対してしかるべき企画の修正案や活動案を用意している。このように設計に余白を残しながら、段階を追って企画を決定していく「柔らかな決定」が、ベテランの実践を支えているのである。 ー 93~94ページ

Posted byブクログ