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矜持 警察小説傑作選 の商品レビュー

3.5

17件のお客様レビュー

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2024/08/23

警察小説の人気シリーズの短編アンソロジー。どの作家さんも警察小説の旗手といった感じで面白かった。作家さん方の持ち味や個性が効いた作品。

Posted byブクログ

2023/07/25

警察小説のベテラン作家で固めたアンソロジー。 収録作は、組織的で地道な捜査の醍醐味というより、作者の人気シリーズキャラクターの活躍する個人・コンビで楽しませる内容で彩られる。 なんせ、今野敏の安積で始まり、大沢在昌の鮫島で終わるという警察小説ではメジャー級キャラクター作品だし。 ...

警察小説のベテラン作家で固めたアンソロジー。 収録作は、組織的で地道な捜査の醍醐味というより、作者の人気シリーズキャラクターの活躍する個人・コンビで楽しませる内容で彩られる。 なんせ、今野敏の安積で始まり、大沢在昌の鮫島で終わるという警察小説ではメジャー級キャラクター作品だし。 何れも熟れた書き手による作品は安定の面白さ。

Posted byブクログ

2023/04/05

警察小説のお馴染みの作家さんの短篇集。 短くてもギュッと面白い。当然といえば当然ですね。 でも 安東能明さんだけ読んだ事がなかったので、今度「オススメ」を読んでみようと思う。

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2023/03/25

警察小説短編傑作選という事で、更に題名が『矜持』というなら『読むしかないでしょ』となる訳です。 そしたら最後の大沢在昌氏の作品は最近はご無沙汰していた『新宿鮫』じゃないですか。懐かしくなったので又本棚に登録しとこう。

Posted byブクログ

2023/01/20

【収録作品】「熾火」 今野敏/「遺恨」 佐々木譲/「帰り道は遠かった」 黒川博行/「死の初速」 安東能明/「悩み多き人生」 逢坂剛/「水仙」 大沢在昌 いずれもシリーズものの一作。知っているとより楽しい感じ。 「熾火」安積もの。安積が初めて刑事課に配属されたときの話。 「遺恨」...

【収録作品】「熾火」 今野敏/「遺恨」 佐々木譲/「帰り道は遠かった」 黒川博行/「死の初速」 安東能明/「悩み多き人生」 逢坂剛/「水仙」 大沢在昌 いずれもシリーズものの一作。知っているとより楽しい感じ。 「熾火」安積もの。安積が初めて刑事課に配属されたときの話。 「遺恨」道警スキャンダルの余波で地方の駐在所へ異動させられた川久保篤巡査部長もの。 「帰り道は…」黒マメコンビもの。 「死の初速」元高校物理教師の神村五郎もの。 「悩み多き人生」斉木と梢田もの。 「水仙」鮫島もの。

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2021/11/08
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※このレビューにはネタバレを含みます

*犯人も割れ、自白も取れた傷害事件に、独り納得できない新人刑事の安積は……「熾火」(今野敏) タクシー強盗事件に隠された意外な真相とは。「帰り道は遠かった」(黒川博行) 新宿署の鮫島と、殺人事件の重要な情報を寄せてきた中国人美女の思惑が交錯する「水仙」(大沢在昌)など、確固たる信念で事件に挑む警察官の姿を描いた六篇を収録。 警察小説の旗手たちの人気シリーズの中から選んだ名作を収録した豪華アンソロジー* 贅沢! 「警察小説と言えば」な先生方の競演、お見事です。 一篇一篇が濃厚で、各々の個性が際立つお話たちが続くので、一番美味しいところだけをつまみ食いさせて頂いた感じ。満足、満足。 そして、同じジャンルでもこれほどまでに違うのか…!と改めて感服。いくつか知らないシリーズもあったので、これをきっかけに手を出してみたくなりました。 一番良かったのは、安定の新宿鮫「水仙」。 お馴染みのシリーズだからか、最も切れ味抜群の痛快さ。ママフォースのママの最後のセリフ・・・最高。

Posted byブクログ

2021/10/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

警察小説にハマった作者ばかりの傑作選。 「熾火」今野敏 東京湾臨海書安積班 だったでしょうか? 安積刑事の新人時代。 犯罪の犯人を見つけ出すだけでなく、犯罪の被害者の苦悩と加害者の犯罪を科した事情を迄を考慮する所が、好きであり、安積刑事主人公の堅物さと生真面目さと洞察力の点が、警察小説を好きになった作品でもある。 「遺恨」佐々木譲 犬が、猟銃で、撃たれたことから、道警本部から志茂別駐在所勤務へとなった川久保警官が、調査することに・・・ 中国人研修生の受け入れ就職での給料は、タコ部屋と同様な扱いであったのか? そして24年も前の時効である不確かな自殺事件は、・・・と、地元にとっての事件性の無かったとしての真相は、・・・と問いかける話に、考えさせられる作品だった。 「帰り道は遠かった」黒川博行 大阪の高校の美術の教師でもあったので、お得意な関西弁で、面白くかかれており、大阪出身の私は、どっぷりと、ハマった作品が多い。 そして、作者お奥様の絵画が、ハードブックの表紙になって居り、それも魅力の一つであった。 この作品は、タクシーの運転手が、不倫の客を恐喝しようとするところが、事件の発端なのだが、・・・ 一人は、刑務所行き、2人目は、殴られ損、3人目は、不倫で、家から放り出され、4人目は病院院長の職を奪われる。 黒マメコンビが、活躍して、喜んでいたのに、最後には、凄いオチになっていて、笑ってしまう結果が、良い。 「死の初速」安東能明(よしあき)」 物理は好きでなかったけど、落下速度v=9.8t だったのを思い出しながら読んだ記憶がある。 マンションからの飛び降り自殺事件。 子供でも、科学や物理に興味を持つ子が、多くなった。パワードスーツというものをヒントに、大人の力が、子供でも出る事に気付かされた作品だった。 「悩み多き人生」逢坂剛(つよし) いつも、作者の名前を「ごう」と読んでしまう。 この作品も美人とは、・・・ 十人十色と、良く言ったものだと、思いながら読んだ記憶がある。 斉木係長、梢田、五本松小百合の面白さと、斉木の美人と思った松本ユリの正体が、・・・・結末は??? よく行く神田神保町、水道橋が、小説の舞台だったので、余計にハマッテしまった。 「水仙」大沢在昌 殺人事件の重要な情報が、中国人の美女から持たされるのだが、中国スパイと公安から、注目を浴びていた鮫島の洞察力。 どちらにも、しっかりと、先を越して、見ている点が、なんとも、素晴らしい点である。 昔、読んだ記憶の小説ばかりであった。 西上心太氏の編集であるが、今度は、もう少し新しい作品を掲載して欲しいかな?と、思いながら、本を閉じた。

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2021/05/11

読みたいと思う新たな作家を見つけたかったが、そこまでのものはなく不発。警察ものの短編は忙しなく物足りないのかもしれない。

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2021/04/12

初見の作家もいて楽しめた。個人的には若かりし頃の安積を描いたものと斉木・梢田コンビの2作がより面白かったかな。

Posted byブクログ

2021/03/14

警察小説は好きでよく読んでいる。 短編はあまり読まないが 今回 「死の初速」が良かった。 安東能明氏の作品は初めて また手に取ってみたい。

Posted byブクログ