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銀獣の集い の商品レビュー

4.4

15件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    4

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

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2025/01/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・銀獣の集い 輝久さんの奥さんはただただ悲しい。 何も知らない強欲な照子さんのせいだと思うと余計に悲しい。 千秋さんはただ良かったねと思う。 それが征山と銀獣屋の思惑通りだったとしても願ってたものが手に入っのだから。 ・茨館の子供達 悲しいなあ。せめて大人になったら旅立ちだと言って逃がしてくれたら良かったのに。

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2024/05/10

どの作品を読んでも世界に入り込めてしまう。しかも児童書なのに毒が満載で何年経っても色褪せることはないと思う。

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2024/03/22

やはり一般向けというだけあって、『銭天堂』や『十年屋』など、廣嶋さんの児童書と比べると、毒が強い感じがしました。人間味がある内容で、最後までワクワクドキドキしながら読みました。

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2023/07/24

いや~~~~~~~~~~~ファンタジークソオタクとしてはウンウンウンウンと首肯してしまう中編3つが収録されています。 装丁画が橋賢亀史だったから、ナルマーン年代記の番外編じゃないのか??とちょっと期待してたから残念~~~と思ってたけど、これはこれで良かったな…。 ある意味での”廣...

いや~~~~~~~~~~~ファンタジークソオタクとしてはウンウンウンウンと首肯してしまう中編3つが収録されています。 装丁画が橋賢亀史だったから、ナルマーン年代記の番外編じゃないのか??とちょっと期待してたから残念~~~と思ってたけど、これはこれで良かったな…。 ある意味での”廣嶋玲子の型”が出来上がってきてるんだなとも思った。

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2022/06/26

面白いが独創性は皆無。 どの話もどこかで読んだことがあるような設定、展開。 小学校高学年から中学生くらいが読むにはちょうどいいのか。

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2022/04/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

とても幻想的で不思議な3つの物語 グリム童話のように、心惹かれてゾクッとする 表題作の銀獣の集い、石から生まれる半人半獣の生き物を育てる 優れた銀獣を育てた者に、全財産が渡る 選ばれたのは5人の男女 己の野心に身を滅ぼしたり、愛おしい者の影を追ったり はたまた、銀中の生まれた世界に魅了されたり 世界観がとても好き! そしてラストの答え合わせでは……人間怖!ってなるダークなファンタジー 咎人の灯台 咎をおった若者は、5年間灯台を灯す刑を科される 罪にくれ、過去に囚われ、生きていく そこへ流れ着く少女 終わりはバッドエンドではなくて、未来へ続くような物語 茨館の子供達 茨の壁に囲まれた館に住む1人の少女と1人の母親 ある日少女は隠された絵を見つけてから館の真実を知る そこで出会う、他の少女たち ほの暗く少し怖く、そして冒険劇のようにドキドキする 3つの中で1番好きかもしれない 銀獣を巡る人の醜さや脆さ、咎人の憎悪と愛情、閉鎖空間からの子供達の脱出 どの物語も自分の好みすぎて凄く読み応えあった!

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2021/12/28

ファンタジーでとても面白かった。 全体的によかったです。 冒険ものというわけではないですが、ワクワクさせられてあっという間に読むことができました(^-^)

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2021/09/08

銀獣とは、石の卵から生まれる半人半獣の存在。富豪石渡征山が五人の男女に言い渡したのは、一年後に最も優れた銀獣を連れてきた者に財産を譲るというものだった、『銀獣の集い』。故郷で罪をおかしたヨキは、孤島の灯台守として五年を過ごすことになるが……、『咎人の灯台』。黄金館で母親と暮らすキ...

銀獣とは、石の卵から生まれる半人半獣の存在。富豪石渡征山が五人の男女に言い渡したのは、一年後に最も優れた銀獣を連れてきた者に財産を譲るというものだった、『銀獣の集い』。故郷で罪をおかしたヨキは、孤島の灯台守として五年を過ごすことになるが……、『咎人の灯台』。黄金館で母親と暮らすキア。だが、幸せな暮らしには秘密があった、『茨館の子供達』。全3編を収録

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2021/06/14

プランツドールにちょっと似た感じで好き 表題作をシリーズ化して欲しい 他2作もちょっと毒のある童話っぽい感じがツボ

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2021/04/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本屋さんで表紙買いしました。 銀獣の集い、咎人の灯台、茨館の子供達の3つの短編からなる短編集。 失礼ながら著者の作品を読んだのはこれが初めてでしたが、大変な興奮を覚えました。 銀獣の集いはハナからダークを匂わせるような雰囲気。文子が銀獣を自分のものにするところから、照子の銀獣の万禍の描写など、最後に向かって読み進める事が止められませんでした。 咎人の灯台は小さなヒナが現れてからがおもしろい。 茨館の子供達はだんだんとキアが集まり、地下室へ忍び込み、始まりを見て逃げ出す所はハラハラドキドキの展開。 3作品とも続きがあるのなら読みたい、またその後を想像してしまうような余韻を残す素晴らしい作品でした。

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