中国工芸美術史入門 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
本書も図書館の新着コーナーで手に取った。 中国の工芸品の良いところは、宗教的な要素が感じられないところだと思っている。もちろん、西洋の工芸品には宗教の物語が芸術性高く表現されいて感心はする。本書で見る中国の工芸品にも物語性はあるのだろうが、西洋に見られれる「父・子・精霊」といったパターン化された押し付けがましさを感じないところがいい。 「徳化窯何朝宗款白磁達磨像」(p117)の凛々しさと服の曲線の柔らかさ、実物を見てみたい。
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