ループ10回目の公爵令嬢は王太子に溺愛されています の商品レビュー

真崎奈南(著者),茶乃ひなの(イラスト)

2022/05/06

自信をもって幸せだったと言えない人生を10回も経験したロザンナ。どう頑張っても自分のことを選んでくれなかったアルベルトを諦めようと思うには十分な時間だったのかも。それでも、好きな人であるアルベルトを前にしたて動揺するロザンナからは、簡単には嫌いになれないのが伝わってきた。今度こそ、好きなことをやって、幸せになる！と頑張っているロザンナだけど、敵が多いのは悲しかった。それでもへこたれずに夢に向かって一直線に頑張るロザンナを応援したくなる。
これまで必要以上に辛い経験をしてきたロザンナには、アルベルトと一緒に穏やかで幸せな時間を過ごして欲しい。