人志とたけし の商品レビュー

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2022/08/17

帯に書かれていたお笑いから社会を考察する! みたいな内容に惹かれて手に取ったものの 前半結構、松本人志と北野武の映画批評だった 両監督作品はあまり見て来なかったので 正直、凄く読みづらい部分があった (自らの読解力の無さが露呈した) ただ後半の対談に移行するに連れて 知ってい...

帯に書かれていたお笑いから社会を考察する! みたいな内容に惹かれて手に取ったものの 前半結構、松本人志と北野武の映画批評だった 両監督作品はあまり見て来なかったので 正直、凄く読みづらい部分があった (自らの読解力の無さが露呈した) ただ後半の対談に移行するに連れて 知っている芸人の名前が増えて 内容が理解出来るようになった 松本人志のお笑いに対して 疑いの念を抱いたことが無かったので、 本書を読んで見る目が変わった LDHのメンバーが、自分のものとは少し違う キャラを演じることで、痛みなくパフォーマンスできる という記述に気づきを得た

Posted byブクログ

2021/04/25

ここ2~3年自分のスマホにプッシュされてくるトピックスに「松本人志、…」ってのが増えているのはワイドナショーでの発言による効果なのかもしれません。松本人志、今や芸人のトップオブトップということでは語れない得体の知れない存在感を発揮しているのはうすうす感じていました。自分にとっては...

ここ2~3年自分のスマホにプッシュされてくるトピックスに「松本人志、…」ってのが増えているのはワイドナショーでの発言による効果なのかもしれません。松本人志、今や芸人のトップオブトップということでは語れない得体の知れない存在感を発揮しているのはうすうす感じていました。自分にとっては距離感なのですが、著者にとっては違和感なのでしょう。「人志とたけし」という書名の割には松本人志に割いているエネルギーの分量が多いようです。なるほどNSC一期生であることによって師匠のいない松本人志と、古今亭志ん生への憧れを公言し芸能を縦のラインで考えているビートたけし、という構造に納得を感じました。そういう意味では縦の流れへの嫌悪という意味では松本人志の志向の方がロスジェネ以降とシンクロするのかもしれませんね。自分としては、お笑い第七世代の時代性とか、ハラスメントとかジェンダーとか込み入ってきた時代のお笑いの分析をしている最終章が興味深かったです。この本で初めて、ヒコロヒーとか蛙亭とかラランドとかの動画見ました。彼らのネタのすごい作り込みにびっくりしています。お笑いも女性が変えていく?

Posted byブクログ