恥ずかしい日本語 の商品レビュー
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恥ずかしい日本語 山口謠司 ∞----------------------∞ 日本語は好きというか、さり気なく賢く聞こえて欲しくて、こういう本はつい手にとってしまう。ただ、この本のタイトルはちょっと違う。「これを言っちゃ恥ずかしい」とかじゃなく、昔はこうだったけど変化してこうなったよとか、知識として知ってて面白いなということが載ってる。 「新しい」は「あたらしい」だけど「新」は「あらた」で、元々は「あらたしい」だった。「秋葉原」は「あきばはら」が「あきはばら」に変化。「不陰気(ふいんき)」から「雰囲気(ふんいき)」は"感じ取る"という以外は意味も読み方も変わってしまったということだけど、雰囲気を「ふいんき」って言っちゃうの、あながち間違いではなかった。 「やばい」と「あわや」は同じ意味(悪い時に使う系)。代わりに使ってみるかな。「やばっ!」の代わりに「あわっ!」。 「灼熱」のように「勺」は激しい意味なので、「晩酌」はお酒を激しく飲むこと。 「まばゆい」が変化に変化して「ばばっちい」。 2023/02/28 読了 (図書館)
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<目次> 第1章 聞いたことがある言葉の語彙を知る 第2章 漢字の意味が分かると語彙がわかる 第3章 ふたつの言葉から語彙を知る 第4章 うまく説明できない言葉の語彙を知る 第5章 人に話したくなる言葉の語彙 <内容> 分かりやすい語り口で、言葉の意味(語彙)を解説してます。漢字のもともとの意味などを教えてくれるので、理解が深まります。例えば、「英才教育」の”英”は、本来大の字になった人を抑え込んでいる様子。なので、「英才教育」はかなり強いている感じになる。「頴才」と書けば、「才能を伸ばす感じ」になるらしい、とか。
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