麦本三歩の好きなもの(第一集) の商品レビュー
三歩の独特な感性の描写に慣れるのに少し時間がかかったが、すぐに三歩の世界に入り込むことができた。独特だけどどこか心地良い感じ。「麦本三歩は君が好き」では、最後の「ニ割をちょうだい」に感嘆した。(ほんとに深いため息が出た)ほっこりできる作品だった。
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好きなものがたくさんあるって素敵で、幸せだなって思った それに三歩はちゃんと自分のことも好き もちろん嫌いなものもある ちゃんと人間らしくて素敵 私も三歩に似たところが、ある けど 脳天気でもぼーっとしてても いいんやなって思った 自分から逃げたくなるくらいにポンコツで 嫌になることもあるけど そんな自分もしっかり好きでいて 好きなものを大切にできる 毎日ちょっとした好きなもので幸せになる それだけで毎日、今日も幸せやったなって思える コレは忘れたくないな、ずっと大切にしたいこと 外に出られない自粛期間中に読んで、泣けた 図書館で働くことに憧れる 「頭では考え、折り合いのつかない心も無理矢理に鶴の形に折ってしまって〜」っていう表現 めちゃくちゃ好きで使いたくなる ブルボンのお菓子もっと好きになった
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文庫版の表紙のイラストが可愛い。 そんな私は実写の女の子が表紙の ハードカバーで読みましたが。 いわゆる天然と呼ばれてしまう、 でも、自称はしてない女の子、の話。 主人公の名前は表題にもなっているけれど、 それ以外の人の名前は一切出て来ない。 でも、ブルボンは伏せられない。 でも、所在地は伏せられている。 平凡だったりそうでなかったりな日常を描いた短編集。 人との関わりを描いた話が好きでした。 君とかファンサとか、それぞれの先輩との話。 第二集も出ているから、 気が向いたら読もうと思いました。
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羨ましい性格だなって、考えすぎちゃう人だから。 落ち込んだときちょっと周り見てみたら実は好きなもので溢れてるのかな、それに気づける人になりたいな
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日常の癒やし小説。おもしろかった。何気なく過ぎ去っていく日々を、主人公の三歩みたいに鮮やかな解釈で受け止めていきたい。 平和な毎日を送っても、その平和の中での不穏さや不幸はあるにせよ、生きている以上は楽しいことや幸せな出来事を見出してポジティブに進んでいきたいなと思った。 三歩の...
日常の癒やし小説。おもしろかった。何気なく過ぎ去っていく日々を、主人公の三歩みたいに鮮やかな解釈で受け止めていきたい。 平和な毎日を送っても、その平和の中での不穏さや不幸はあるにせよ、生きている以上は楽しいことや幸せな出来事を見出してポジティブに進んでいきたいなと思った。 三歩のとぼけた魅力、好きです。こういう子友だちに欲しい。
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表紙の感じが好きで、ほっこり系を期待してたけど、いい意味でただのほっこりじゃなかった。 文体がまるで、ドラマ「大豆田とわ子と3人の元夫」の、ナレーションのようで好き。伊藤沙莉さんのナレーションが聞こえてきそうな、読んでいてつい口元が緩むような、肩の力が抜けるような、そんな感...
表紙の感じが好きで、ほっこり系を期待してたけど、いい意味でただのほっこりじゃなかった。 文体がまるで、ドラマ「大豆田とわ子と3人の元夫」の、ナレーションのようで好き。伊藤沙莉さんのナレーションが聞こえてきそうな、読んでいてつい口元が緩むような、肩の力が抜けるような、そんな感覚。 くすっと笑えたり、ほんわかしたり、心がキュッと締めつけられたり、読み進めるにつれ感情が忙しい。 怒られながらも、失敗しながらも、ズルしながらも、怖い先輩にも、優しい先輩にも、おかしな先輩にも、三歩は愛されていると思う。 三歩と同じようなものが好きだし、三歩の言動に分かる分かると思うけれど、三歩みたくはできないなとも思う。 でも、三歩のように不器用でも愛される人間でありたいなぁ。
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単行本で出た時に1度読んでいたのだけれどこの度オーディブルで聞き直し。 目で読むよりも分かりやすく心に入ってきた気がする。 大学の図書館で働く三歩の日常のお話。 ささやかなことに一喜一憂して少しずつ周りも自分も変化して生きていくよね。 青春の最後の方だなぁって感じる。 2集も読ん...
単行本で出た時に1度読んでいたのだけれどこの度オーディブルで聞き直し。 目で読むよりも分かりやすく心に入ってきた気がする。 大学の図書館で働く三歩の日常のお話。 ささやかなことに一喜一憂して少しずつ周りも自分も変化して生きていくよね。 青春の最後の方だなぁって感じる。 2集も読んでみたい。
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読み始めてすぐ、テンポが合わなくて放置していた。せっかちなつもりはないけれど、私が2行で済みそうな行動を3ページくらいかけたりするから。でも水族館の辺りから段々に好きになって、三歩さんを嫌いと言ってくれる人が出てきてちょっとホッとして、泣くところにまたムッとして。でも似ているとこ...
読み始めてすぐ、テンポが合わなくて放置していた。せっかちなつもりはないけれど、私が2行で済みそうな行動を3ページくらいかけたりするから。でも水族館の辺りから段々に好きになって、三歩さんを嫌いと言ってくれる人が出てきてちょっとホッとして、泣くところにまたムッとして。でも似ているところも沢山あった。私もブルボンもチーズ蒸しパンも大好きだ。苛々してしまうのは、許されてる三歩さんへの嫉妬だろうな。また三歩さんに会ってもいいなと思えてるから、結局好きになってるんだな。
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てへぺろ。 図書館で働いている女の子の日常をただただ切り取ってくれている。 普段の生活でささやかな幸せがイヤなことを消してくれる。 気持ちの切り替え方も面白いし、親近感も感じます。 ありそうでない日常を楽しませくれる世界観が本当に私にささやかな楽しみを与えてもらえます。 寝る...
てへぺろ。 図書館で働いている女の子の日常をただただ切り取ってくれている。 普段の生活でささやかな幸せがイヤなことを消してくれる。 気持ちの切り替え方も面白いし、親近感も感じます。 ありそうでない日常を楽しませくれる世界観が本当に私にささやかな楽しみを与えてもらえます。 寝る前に読み、ふんわりした気分で布団に入れる。 「かくしごと」も大好きです。
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三歩さんがどんな人なのかわからなかった 笑 でもわかりたいと思ってどんどん読み進められた感じでした。 仕事をずる休みしちゃうところとか、朝起きるのが辛いけど、支度が終わったあと時間に余裕がある時の気持ちとか美味しいもの食べて時間をゆっくり過ごす開放感とか共感できることもありました...
三歩さんがどんな人なのかわからなかった 笑 でもわかりたいと思ってどんどん読み進められた感じでした。 仕事をずる休みしちゃうところとか、朝起きるのが辛いけど、支度が終わったあと時間に余裕がある時の気持ちとか美味しいもの食べて時間をゆっくり過ごす開放感とか共感できることもありました。 自分も好きなもので日常をちょっとでも楽しく過ごせたらいいなと思わせてくれる内容でした。
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