死にたいけどトッポッキは食べたい(2) の商品レビュー
まるで私が書いたのかと思うほど、著者に強く共感した。読めば読むほど著者の苦しみに共鳴し、心が掻き乱され感情が溢れて止まらなくなった。 私もこの著者のように変われるだろうか。
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著者と精神科医の、対話+コラム集。生きづらさのループを繰り返しながら、少しずつ回復していったり、戻ったり、の記録。 「傲慢だったことがあるから、傲慢にはなりたくない。自慢しいで利己的だったことがあるから、謙虚で利他的でいたい。生まれつきの善人ではない以上、自分自身や他人の経験を...
著者と精神科医の、対話+コラム集。生きづらさのループを繰り返しながら、少しずつ回復していったり、戻ったり、の記録。 「傲慢だったことがあるから、傲慢にはなりたくない。自慢しいで利己的だったことがあるから、謙虚で利他的でいたい。生まれつきの善人ではない以上、自分自身や他人の経験を通すことでのみ、学び、改善していけるのではないだろうか。」
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前巻と同じく 一人の患者のカウンセリング内容をそのままおこして載せた、今までに見たことのない一冊。 会話形式なのがまどろっこしく感じる人もいるかもしれないが、 まるで作者の、日常の中で得たお宝(精神的成長や発見)をこちらがザクザクと発掘しているかのように読み進められる。 (→読...
前巻と同じく 一人の患者のカウンセリング内容をそのままおこして載せた、今までに見たことのない一冊。 会話形式なのがまどろっこしく感じる人もいるかもしれないが、 まるで作者の、日常の中で得たお宝(精神的成長や発見)をこちらがザクザクと発掘しているかのように読み進められる。 (→読者も共に自分を見つめ直し新たに発見するように。それが、ただエッセイや知識を並べた教科書のような本を読むより、自らの血や肉となる) あえて遠回りみたいな会話なのが、 (人は鏡というが)私たちが著者に共感、肩入れ、追体験するかのように文を追い、共に成長できる秘訣 なのかなと読後感じた。 一人の患者さんの、体験記の良さを これでもないかというほどに 読者に還元させる 超良書ではないかと思う。 どこにでもいそうな女性のどこにでもありそうな日常の"カウンセリング"だからこそ、 突き刺さるものが多いのではないだろうか。 特に、同じように心を痛めているような人たちに 是非読んでほしいと思う。 少しスッキリする。 なかなか本を読み返すことのない私だが、 この本ならまた立ち帰ってみたいと思う。
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"過去の私の極端な思考がいかに怪物のようだったかを実感している。私自身と他の人々を見下して、小さな失敗や欠点をあげつらい、あるいは誤解して、その人の全てを罵倒した傲慢な日々。硬直した思考は私自身と周囲のみんなを苦しめた。今もそういうところはあるが、よくなってはきている。...
"過去の私の極端な思考がいかに怪物のようだったかを実感している。私自身と他の人々を見下して、小さな失敗や欠点をあげつらい、あるいは誤解して、その人の全てを罵倒した傲慢な日々。硬直した思考は私自身と周囲のみんなを苦しめた。今もそういうところはあるが、よくなってはきている。" "とにかく非を早く認めて、反省は簡潔に、すぐに実践すること。絶対的なものはない。自分の考えを他人に押し付けてはいけない。当たり前のことこそ忘れやすい。"(p.173)
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