断言(2) の商品レビュー
語り口がオラオラ系であんまり好みじゃなかったー 自分は断言されるのが苦手なのだろう 「プルーストとイカ」を激推ししていた、気になる
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世界のあり方、その方向性を見るにあたって、どんな分野を扱うにしても、進化論的なものの見方、脳と意識、分散型コンピューターとネットの世界の知識は前提とせざるを得ない。 森山和道 ScienceMail http://www.moriyama.com/sciencemail/ind...
世界のあり方、その方向性を見るにあたって、どんな分野を扱うにしても、進化論的なものの見方、脳と意識、分散型コンピューターとネットの世界の知識は前提とせざるを得ない。 森山和道 ScienceMail http://www.moriyama.com/sciencemail/index.html
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山形浩生さんの書評は間違いないね 読んでいる範囲が広いから見当違いの書評が極めて少ない 素晴らしい
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山形の書評はリスクを恐れず、断言するから面白い。正否は各人が判断することだが、結構打率は高いと思う。また、温暖化反対に見られるように、世論を気にしないところが良い。
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断言も良い書評集だったけど続編のこちらも良い。 書評集なのでどれだけ読ませたいと思わせるかが大事なのだが、バリバリ文系の私でも手を出してみたい本がたくさんあった。 この人の書評は既に芸の域に達している。
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あまり期待せず読んだが、これはかなりいい。 まず著者の書評に対する姿勢に共感できる。いいところは褒め、悪いところは腐す、その判断基準もきちんと説明されており誠実。読後、「断言1」をすっ飛ばしたのが悔やまれました。 まず、駄本として、「人脈づくりの科学」安田雪著。「人間関係を研究し...
あまり期待せず読んだが、これはかなりいい。 まず著者の書評に対する姿勢に共感できる。いいところは褒め、悪いところは腐す、その判断基準もきちんと説明されており誠実。読後、「断言1」をすっ飛ばしたのが悔やまれました。 まず、駄本として、「人脈づくりの科学」安田雪著。「人間関係を研究しているのに、コミュニケーション能力が皆無」「1文づつ段落変え、しかもつながりのない文章の羅列」「具体例を挙げるといいながら、出てくるのは例えばなし」「説明不足多数」そして、断定する。「バカかね」 茂木健一郎「脳とクオリア」では、「何か実証されたわけでもなく、理論的なフレームが明確になるわけでもない。前の方で仮説だったものが、後半ではいつのまにか確立した原理扱いされるなど著者の根拠のない勝手な思いつきぶりは健在」ケンタウルス像を見て「私に語り掛けてくるものは何だろう。残念ながら、私は言葉にすることができない」という言葉には激怒。「ものを書く人間が言葉にできない、とか嬉しそうに言ってんじゃねえ。何で「脳と心」の本で、こんな駄作文を読ませられなきゃならないんだ」はもっともです。確かに、読んだことを後悔する本がありますよね。ダメ出しの「コメント」もさえてます。 本当に気持ちのいいくらいの書きっぷりですよね。 一方、ピンカー「人間の本性を考える」では、社会に蔓延している暴力や男女格差への「世間の常識」への批判の数々は一々うなづけます。 また、他者の書評なのに、さりげなく竹内久美子(トンデモ本代表)や養老孟司(「バカの壁」なるものの正体は当人の説明能力不足)、中野信子(大平健訳「フロイト 新訳夢判断」を新聞書評でヨイショがすぎる謎を指摘)をなどを織り込んでくる確信犯振りも高評価です。 さらに、東大後輩の書いた本では、「研究室も予算がきつくて云々という話が出てくるが、たかだか数百万円くらいならOBを頼りなさい。エンジニアは技術だけ見てればいいわけじゃない。プロジェクトをプレゼンして人を説得してお金を集めるのも大事な技能だよ」と先輩の優しさもみせます。 書評は、最低限の基本情報とあとは料理人の腕次第。久々においしい料理を堪能させていただきました。
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過去の理系の書評集。 ここに来るような本好きが、知らぬ世界の扉を開ける際の手助けをしてくれる本(と言って良いのか)。 読む必要のなさそうな本を、歯に衣着せぬ文で教えてくれます。 もちろん読むべき本も。
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