仕事の喜びと哀しみ の商品レビュー
フェミ系の本か…と思って手に取ったら、シンプルに現代のリアルな話でとっても面白かった!どの話もさっぱりしててサクッと読めるけど記憶に残るし、順番もぴったりで最後はじんわり泣ける。低音調理したほくほくの色鮮やかな野菜たちをいただいてるっていうイメージ。会社員やりながら創作活動やって...
フェミ系の本か…と思って手に取ったら、シンプルに現代のリアルな話でとっても面白かった!どの話もさっぱりしててサクッと読めるけど記憶に残るし、順番もぴったりで最後はじんわり泣ける。低音調理したほくほくの色鮮やかな野菜たちをいただいてるっていうイメージ。会社員やりながら創作活動やってたのが尊敬すぎる。働いてる全女性に薦めたい
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会社で働いたことのある人なら、きっと誰でも感じたことのある感情、良くも悪くもこんな奴いるよな……と思わされた人たち。 韓国と日本の事情は多少なりとも違うんだろうけど、それでも共感できた。働いてきたなかで、言語化できずにモヤモヤしていた自分の気持ち、もしかしたらモヤモヤしていたこと...
会社で働いたことのある人なら、きっと誰でも感じたことのある感情、良くも悪くもこんな奴いるよな……と思わされた人たち。 韓国と日本の事情は多少なりとも違うんだろうけど、それでも共感できた。働いてきたなかで、言語化できずにモヤモヤしていた自分の気持ち、もしかしたらモヤモヤしていたことにも気づかなかったぐらいの小さなトゲを、物語というかたちで昇華してもらったような作品。 特に、タンペレ空港はすごく泣いた。最後がこの物語だったことによって、それまでに出てきた嫌な奴も憎まれ役も、なんかまぁいっか、みたいな気持ちで終わることができた。 韓国語とフィンランド語が似ているのなら、日本語とも似ているのでは、なんてことも思いながら、オーロラの写真を検索してみる。
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女性が生きていくなかでちょっと引っかかる息苦しさ見たいのを切り抜くのが上手いなと思った。訳もすごく上手いんだろうと思う。 こんなにも日本と韓国の生きづらさで共感できると思ってなくてびっくりした。 小説のテーマとは全く関係ないけど、どちらの国もお互いもっと分かり合える素地があると...
女性が生きていくなかでちょっと引っかかる息苦しさ見たいのを切り抜くのが上手いなと思った。訳もすごく上手いんだろうと思う。 こんなにも日本と韓国の生きづらさで共感できると思ってなくてびっくりした。 小説のテーマとは全く関係ないけど、どちらの国もお互いもっと分かり合える素地があると強く感じた。
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ミレニアル世代が主人公の、仕事にまつわる短編。 『幸せになります』、『仕事の喜びと哀しみ』、『俺の福岡ガイド』、『やや低い』、『助けの手』、『101回目の履歴書と初めての出勤』、『真夜中の訪問者たち』、『タンペレ空港』の8篇。 ちょっとずれているおねえさん(おんに)ってきっとど...
ミレニアル世代が主人公の、仕事にまつわる短編。 『幸せになります』、『仕事の喜びと哀しみ』、『俺の福岡ガイド』、『やや低い』、『助けの手』、『101回目の履歴書と初めての出勤』、『真夜中の訪問者たち』、『タンペレ空港』の8篇。 ちょっとずれているおねえさん(おんに)ってきっとどこにでもいるんだろうな、と皆が誰がを想像した『幸せになります』。 いや、この会社のスクラム導入したけど、全然スクラムにならずむしろ時間がかかる感じ、よくありすぎて。ニックネーム呼称とか、アメリカの表面だけ輸入するのやめてほしいよね、と共感ばかりの表題作『仕事の喜びと哀しみ』。 『助けの手』、と『101回目の履歴書と初めての出勤』は自分のこと書いているのかと思った。 同世代の感覚で、軽やに、だけどしっかりと芯があって。こういうものが読むことができて幸せ。レビューが少ないのが残念。装丁のとってもかわいい。
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最近読んだ日本の小説で こんなにも仕事に突っ込んだ 話ってあったっけな 見事に今の空気を 切り取った作品たち 結末は決してスカッと爽快 というわけではないのに 明るさと気持ちの良さを感じる 「少なく働いて 多く稼いでくださいね」 という韓国ミレニアム世代の 挨拶が載っていて こ...
最近読んだ日本の小説で こんなにも仕事に突っ込んだ 話ってあったっけな 見事に今の空気を 切り取った作品たち 結末は決してスカッと爽快 というわけではないのに 明るさと気持ちの良さを感じる 「少なく働いて 多く稼いでくださいね」 という韓国ミレニアム世代の 挨拶が載っていて これがすごく気に入った
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