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0メートルの旅 の商品レビュー

4.4

38件のお客様レビュー

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2024/09/17

第86回ビブリオバトルinいこま「旅する」で紹介された本です。チャンプ本。 コロナ禍のため現地とYoutube live配信のハイブリッドで実施。 2021.9.26

Posted byブクログ

2024/09/03

現在は普通のサラリーマンだが、学生の頃から旅行が趣味の著者の紀行本である。半分は海外で半分は国内の旅行についてであるが、どちらかというとエピソード集という趣である。 海外の旅行先はエキゾチックな中近東やアフリカやインドなど、一般的には敷居が高めの国が多いので追体験をするように楽し...

現在は普通のサラリーマンだが、学生の頃から旅行が趣味の著者の紀行本である。半分は海外で半分は国内の旅行についてであるが、どちらかというとエピソード集という趣である。 海外の旅行先はエキゾチックな中近東やアフリカやインドなど、一般的には敷居が高めの国が多いので追体験をするように楽しめる。男性でないと、しかも若くないとこういう旅はできないだろうな~と思いながら読んでいた。私も学生時代にバックパッカーを少しやったので、懐かしい部分もあった。 国内は普通のブログのような文章では企画的に月並みだと思ったのか、場所というよりは特異な思い出が綴られていたりする。旅行が生きがいの著者がコロナで出かけられなくなり見つけたものとは。 珍しい国への冒険的な旅行書は高野さんや池田さんの著書を読んでいるので、特別感は感じなかったが、普通にエンターテイニングでさらりと読みやすかった。人生を楽しんでいる感じが伝わってくる。これからも有給や貯金をバンバン使っていろいろな旅を続けていただきたい。

Posted byブクログ

2024/08/19

旅行好きな著者が家から遠く離れた南極などの海外旅行から国内旅行、コロナ禍で旅行に行けなくなった家の中での旅行まで、体験を書いたエッセイ。 伏線があり、オチがついていて、エッセイ自体がおもしろいのはもちろん、イスラエル、パレスチナ、イランなど今戦争状態になっている国の話はニュースで...

旅行好きな著者が家から遠く離れた南極などの海外旅行から国内旅行、コロナ禍で旅行に行けなくなった家の中での旅行まで、体験を書いたエッセイ。 伏線があり、オチがついていて、エッセイ自体がおもしろいのはもちろん、イスラエル、パレスチナ、イランなど今戦争状態になっている国の話はニュースで見るより身近に感じられる。 また、国内旅行や近所、家編では、日常をより楽しく過ごすための工夫をこらしているのがいいなと思った。 近所を江戸時代の古地図だけで散歩するのはおもしろそうで、やってみたい!

Posted byブクログ

2024/07/31

とても面白かったので夫にも勧めたら、夫も楽しく読めたそう。 海外編でのイスラエルやイランでの旅の話はトラブルがありながらもしっかりオチがあって笑えた。 仙台での驚異の行動力も面白かったし、寿司屋のクーポンの話では普通なら目に留めないことをここまで追求して周期性を見出すと興味深いネ...

とても面白かったので夫にも勧めたら、夫も楽しく読めたそう。 海外編でのイスラエルやイランでの旅の話はトラブルがありながらもしっかりオチがあって笑えた。 仙台での驚異の行動力も面白かったし、寿司屋のクーポンの話では普通なら目に留めないことをここまで追求して周期性を見出すと興味深いネタになるんだなと感心しました。

Posted byブクログ

2024/07/20

2024.7.19発売の雑誌『CU』で書評をコラムを書かせていただいた。定期的に読み返したくなるワクワクする旅エッセイ。どの話も面白いのだが、とくに古地図片手に近所を歩き回るのが素敵すぎた。

Posted byブクログ

2024/07/10

寿司屋のクーポンの歴史(?)がかなりよかった 普通なら気付かないところに着目して予想して、実際に食べに行くのはかなり楽しいのでは

Posted byブクログ

2024/06/26

1つ1つのストーリーが短時間で読みやすいので毎日少しずつ読むことができた。 自分と似ている旅の仕方だったため非常に共感できた。 身近なところこそ大冒険が待っていることを改めて教えてくれた本 もっと読んでみたいと思った。

Posted byブクログ

2024/04/04

移動距離が0メートルでも旅というとはどういうことだろうかと読み始めたのだけれど、最初は距離が気にならないくらい面白い。特に好きだったのが国境でのパフォーマンス合戦の巻。日本に住んでいる私には思いつかない状況もあるのだなあと。 その後、少しずつ、家からの移動距離が近くなってきて、...

移動距離が0メートルでも旅というとはどういうことだろうかと読み始めたのだけれど、最初は距離が気にならないくらい面白い。特に好きだったのが国境でのパフォーマンス合戦の巻。日本に住んでいる私には思いつかない状況もあるのだなあと。 その後、少しずつ、家からの移動距離が近くなってきて、いよいよ移動距離が一般的には「近所」といえる「旅」に。そんな時でも「旅」といえるくらいワクワクした状況。好奇心があれば、どんな状況でも旅と呼べるのかも。国内外、そして近所も含めて「旅」に行きたくなった。

Posted byブクログ

2024/01/11

これはもう本当に面白い。『1歳の君とバナナへ』を読んですっかりハマり、図書館で取り寄せた。 「いくら旅行が好きでも、ここはちょっと思いつかないわ」というような国が次々登場。若気のナントカかもしれないとはいえ、けっこう際どい経験。「ご無事でなにより…」とも思うけど、楽しい感じで書か...

これはもう本当に面白い。『1歳の君とバナナへ』を読んですっかりハマり、図書館で取り寄せた。 「いくら旅行が好きでも、ここはちょっと思いつかないわ」というような国が次々登場。若気のナントカかもしれないとはいえ、けっこう際どい経験。「ご無事でなにより…」とも思うけど、楽しい感じで書かれているので、正直あんまり危ない感じがしない。沢木耕太郎の『深夜特急』を読んでワクワクした中学生にタイムスリップした気分になった。 国内編もまたおもしろい。寿司クーポンの法則性の旅も、江戸時代の古地図散歩旅も、部屋の中でのエアロバイク旅も。なにより、旅をすることについての考察がいい。 子どもたちがもう少し大きくなったら、紹介したい1冊にしよう。 私も旅や散歩は比較的好きなほうだと思っていた。でもこの数年そんな気持ちに全くならなくて、それがどうしてなのかわからずモヤモヤしていた。 コロナのせいではない。 たぶん、予定不調和が苦手になってしまったのだ。 旅はうまく行かないことも多い。それはそれとして楽しんじゃえ!みたいな勢いが若い時はあった。時間がたくさんあったから、気持ちにも余裕があったんだと思う。 子育ても予定不調和が多い。というか、それしかない。 夫という他人との生活も、私の場合めちゃくちゃ予定不調和が多い。仕事のイレギュラー対応も苦手。 だけどなぁ… 予定不調和を楽しめる人っていいな、と思う。どんなことも「幸せ見つけ上手」みたいな感じになって、ポジティブに見える。一緒にいると、こちらも落ち着く。 意図しないことが起きる度にキレている夫を見ると、本当にそう思う。私も夫寄りのキレキャラになりつつある。マズイ。 今日から予定不調和を楽しむマインドでいこう。 そう思うと、保育園児を連れた地獄のような帰り道にも光が見える気がする。縁石で一本道をしたがる彼らもまた、縁石の上を旅しているのかもしれない。時には少し違うルートを通って帰るのも楽しいかもしれない。 そして、日常と旅の境界は極めて曖昧でいいのかもしれない。 行ったことのないところに行く。やったことのないことをやってみる。旅は遠くに行くことだけが全てではない…読んでいてじわじわ勇気が出てきた。 いや、でもやっぱり時間やタスクに追われる毎日だと、予定不調和や新しいことを楽しめる余裕はないな…。

Posted byブクログ

2024/01/02

「旅のラジオ」で知った岡田悠さんの旅行記。 遠く南極から、近くは家まで。それぞれは長くない話だけど、くすっと笑える話あり、ちょっとしんみりする話ありであっという間に読了。 「旅のラジオ」もそうだけど、行ったことがないところに行きたくなるし、日常の中に旅を感じるヒントみたいなものも...

「旅のラジオ」で知った岡田悠さんの旅行記。 遠く南極から、近くは家まで。それぞれは長くない話だけど、くすっと笑える話あり、ちょっとしんみりする話ありであっという間に読了。 「旅のラジオ」もそうだけど、行ったことがないところに行きたくなるし、日常の中に旅を感じるヒントみたいなものもちりばめられていて、楽しい。

Posted byブクログ