岩とからあげをまちがえる の商品レビュー
「えらい。ゴージャス。みちこちゃんがいちばん天才。だいじょうぶだよ。」-。 初めての大前粟生san。 表題作「岩とからあげをまちがえる」を含む、100のお話しと絵。普段出会うことのない、モノとモノのごっこあそび。主人公?のみちこちゃん、ケルベロス、キラキラゴージャス、ときに暗...
「えらい。ゴージャス。みちこちゃんがいちばん天才。だいじょうぶだよ。」-。 初めての大前粟生san。 表題作「岩とからあげをまちがえる」を含む、100のお話しと絵。普段出会うことのない、モノとモノのごっこあそび。主人公?のみちこちゃん、ケルベロス、キラキラゴージャス、ときに暗やみ。 お気に入りは、「41 犬とシール」と「75 エビフライとケルベロス」です。 あとがきにあった、「それぞれ100こずつ作ったあと、さびしくて泣きました。」という感性が、とても切なくて印象的でした。「つらい世の中で、この本を作ることには楽しさしかなかったです。」への繋がりも。 この世界観好きです! 【第14回(2021年)日本タイトルだけ大賞】
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『岩とからあげをまちがえる』タイトルが気になって読んだ。 物を他の物と間違える本かと思った。 『ゆで卵とかかとをまちがえる』とか 『とうもろこしと赤ちゃんの足の指をまちがえる』 みたいな感じで。違った。そういう本じゃなかった。
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大前粟生さんワールド全開で、何回読んでも分からない物語もあるけど、長編小説を読むのに疲れてる時は読み返してしまう。個人的に、「キラキラゴージャス」とか、普段使ったこともない言葉が何回も出てきて良いなあとなった。
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ふわふわとなんとなく読む?見る?時間。 よくわからない、意味のなさそうな言葉たちが不思議なひと塊の文章になっていて頭の中に 何か は浮かぶ。子どもの頃に、読んでみたかった。 この本が鴨川で生まれた時の空気感が良き感じ。 なにかを思い出して、まちがえて。 繋がりと繋がりのズレ...
ふわふわとなんとなく読む?見る?時間。 よくわからない、意味のなさそうな言葉たちが不思議なひと塊の文章になっていて頭の中に 何か は浮かぶ。子どもの頃に、読んでみたかった。 この本が鴨川で生まれた時の空気感が良き感じ。 なにかを思い出して、まちがえて。 繋がりと繋がりのズレが、キラキラゴージャスだったり暗やみだったり。
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