1,800円以上の注文で送料無料

サイボウズ流テレワークの教科書 の商品レビュー

3.8

6件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2023/10/06

◾️コミュニケーション ・オンラインでは普段より積極的に、やり取りする頻度を増やすように心掛ける。遠慮なくチャットで質問したり、雑談をする機会を作ったりする。サイボウズでは、雑談のためのチャット部屋を作っている。 ・チームワークを高めるには、事実を伝える「情報伝達」だけでなく、自...

◾️コミュニケーション ・オンラインでは普段より積極的に、やり取りする頻度を増やすように心掛ける。遠慮なくチャットで質問したり、雑談をする機会を作ったりする。サイボウズでは、雑談のためのチャット部屋を作っている。 ・チームワークを高めるには、事実を伝える「情報伝達」だけでなく、自身の意見や感情、解釈を伝える「会話」が大切。これが、雑談が大事である理由。 ・会話はチャットが基本だが、テキストだけでは伝わらないことはテレビ会議を使って話す。例えば、熱意を交えながら伝えたい場合、テレビ会議なら表情や言葉のニュアンスを活用できる。また、双方向のやり取りにより、込み入った話を短時間で伝えられることや、相手の反応を見ながら話すことで、すれ違いを防げることなどもメリットである。 ・テレビ会議で参加者に集中してもらうためには、会議の目的を従来以上にきちんと伝えること、それにより各参加者にその会議での役割を意識させることが大事。また、議論を活発化するには、メンバーを指名したり、全員に順に発言してもらったりすると良い。 ◾️マネジメント ・顔を合わせないテレワークでは、空気感を作るような方法ではチームをまとめるのが難しくなり、言葉と文字で目標や方針を伝える能力が求められる。同時に、マネジャーもチームメンバーの反応を雰囲気から掴むのが難しくなるため、チームメンバーにも、いつも以上に言葉で伝える意識を持つように促す必要がある。 ・トラブルが起きた際にすぐにメンバーから相談してもらえるよう、気軽に相談できる風土を作ることが重要。テレワークではメンバーがマネジャーに声を掛けるハードルが上がるし、マネジャーはメンバーの様子を察知しづらいため。相談タイムの確保が対策例として挙げられているが、個人的にはこれには懐疑的。相談してくれたことに対して感謝を示して次も相談したくさせるなど、他の方法もありそう。 ・人事評価が成果主義に偏らないように注意。例えば、業績が現れるのに時間が掛かる企画や開発などの職種では、業績だけでなくプロセス「も」見るべき。ただし、テレワークでプロセスをきちんと観察して正しく評価するのは難しい。サイボウズの成長評価という制度では、メンバーが「今年はこれを頑張ります」という年間の成長目標を設定して、年度終わりにマネジャーからフィードバックを受ける。マネジャーはそのメンバーのどこに注目して評価すれば良いかを絞れるし、メンバーはみずからのはたらきを見せる努力がしやすくなる。

Posted byブクログ

2021/08/14

個人の裁量が大きい仕事がテレワークに向いているようです。上司の雰囲気で方向性を察している職場は、言語化しないとテレワークでは通用しない、テレワークでは、上下伝達改めフラットな情報共有が望ましく上下関係なく意見交換できる基盤になるなど、なるほどと思いました。

Posted byブクログ

2021/04/24

サイボウズのテレワークを始めるキッカケが理解できた。メリットはよくわかったけどデメリットがあまり触れられていなかったかなぁと思う。 要はマネジメントでマネージャーがうまく采配すればテレワークは問題なく導入してまわせるということが理解できました。

Posted byブクログ

2021/03/21

テレワーク実践中の私の状況と比較することで,いろいろと勉強になった。 「ICT 環境・勤務環境」「コミュニケーションの場」「マネジメント」の大きく 3 つの話題 + αという内容。特に「コミュニケーションの場」では,私は単に個人と個人のやり取りがメールからチャットに移行すれば ...

テレワーク実践中の私の状況と比較することで,いろいろと勉強になった。 「ICT 環境・勤務環境」「コミュニケーションの場」「マネジメント」の大きく 3 つの話題 + αという内容。特に「コミュニケーションの場」では,私は単に個人と個人のやり取りがメールからチャットに移行すれば OK と思っていたのだが,そうではなくて,チャットをなるべくオープンにする (i.e. その内容に直接関係ない人でもチャットを見られるようにする) ことで,職場のコミュニケーションの密度を高めることができるというのは,新しい気付きだった。 また最後のほうに「企業は人に応じて目標を立てる」という指摘があり,これは現実的には難しいかもしれないけど,ひとつの目指す姿なんだろうなと感じた。「ビジョナリーカンパニー」でも,まず一緒に仕事をする人がいて,その次にやることを考えるということが書いてあったのを思い出した。

Posted byブクログ

2020/12/27

以下役に立ったこと ・そもそもチーム作り、風土・雰囲気作りが大前提 ・オンラインでぎこちなくなるのはそもそもオフラインでも仲が良くなかったせいの可能性大 ・分報 半分雑談含みでやること、やってることを呟く ・ザツダン 1on1ミーティングだがコミュが目的 ・コミュニケーション手段...

以下役に立ったこと ・そもそもチーム作り、風土・雰囲気作りが大前提 ・オンラインでぎこちなくなるのはそもそもオフラインでも仲が良くなかったせいの可能性大 ・分報 半分雑談含みでやること、やってることを呟く ・ザツダン 1on1ミーティングだがコミュが目的 ・コミュニケーション手段は複数用意するべし 人により苦手なコミュ手段があるため ・過去の報告をやめて未来の相談に回すのが建設的 ・マネジメントとは、人材マネジメントとプロジェクトマネジメント。前者を怠るな ・リモートワークではタスクの見える化はもちろん、意思決定権の見える化が肝要

Posted byブクログ

2020/12/14

ITの話とチームワークの話、双方のバランスが「コロナ以降の今」ならではと伝わってくる。「同期/非同期」「オープン/クローズド」の2軸、わかりやすい。そして基本はオープンだという繰り返しの主張、ほんまそれ。価値観のアップデート必要だよ。分報とザツダン、どんどん推進したい。

Posted byブクログ