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新自由主義にゆがむ公共政策 の商品レビュー

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2022/03/14
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種子法の全面的廃止。 水道事業の民営化。 大学共通テストの民間テスト活用問題。 国家公務員は府省別の採用、隠れた身分制。 誰が道徳を教え、成績判定するのか。 学校バウチャー制度は、公立学校の市場化の究極の策=子供たちの教育を受ける権利を尊重していない。多種多様が子供たちに対応できない。義務教育は受けなければならない義務ではなく、教育を受ける権利。公立学校の市場化は、ひとつの価値観に統一される恐れがある。 民生委員の元は、国民総動員のための戦時中の方面委員。方面とは小学校区。 生活保護の医療扶助は、窓口での証明書提出が必要。プライバシーが守られない。 公務員の非正規の費用は、人件費ではなく物件費になる。見かけ上人件費が少なくなる。 会計年度任用職員は、官製ワーキングプアの合法化。 さらに図書館などには指定管理者制度が導入された。保育園も同じ。人件費を抑えるため、若く経験の浅い保育士を雇う傾向にある。 フリーランス就業のすすめは、偽装請負が増える。 戦後は、空いている土地があれば、周りなど考えることなく公営住宅を建てた。 選択と集中=人口ダム論=地方創生は実は人口と地方の選択と集中。 スーパーシティ法案=国家戦略特別区域法改正案。今後地方中核都市が指定されるはず。 小泉政権のときは、公共事業費が半減した。経世会の力をそぐため。 北海道ニセコ町の「中学生なら分かるもう一つの予算書」 川崎市の「ヘイトスピーチ規制条例」罰則規定がある。ただし規制攻撃対象は本邦人以外。

Posted byブクログ