松かげに憩う(壱) の商品レビュー
- ネタバレ
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倫理の先生と通ずる底知れなさはあるけど、結構いっぱいいっぱいな松陰先生。 私もニワカなもんだから、長州の立ち位置とか、薩摩の動向とか、いまいちキチッとは把握してない。昨日の敵は今日の友で、今日の友が明日の敵で、明後日どっちか死んでる…みたいな… フランス革命くらい分からぬ。 誰々のファンでも無いので、ひたすらにこの時代の牽引者達を尊敬する。公の為に命をかけられる人と言うのは、極稀であり、それが人間的に破綻した性格をしていようとも、事あれば一瞬で公を執る。それができる人しか人も時代も動かせない。そんな法則がとても良く出てるなぁと思う。
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読了。殴られて、勉強させられてる場面があった。つらくなり、しばらく本を閉じた。かなり放置してから、読んだ。これが、命を、かけた武士の勉強なんだと理解した。
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