城の少年 の商品レビュー
吸血鬼ハンターの菊地秀行 作。Naffy 絵。 丘の上の城に一人ぼっちで住む少年は,足を挫いて踊れないロマニーの少女を助け,窮地に陥る。束の間の幸せが切ない。
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丘の上の大きな城に、一人で住んでいる少年とロマニーの少女とのお話。少年の正体と、少女との出会い、二人のその後の物語。 切ないけど、美しくまとまったお話で、大人絵本の良いとこどり。 絵が素晴らしい。 吸血鬼?になってしまった少年の孤独と、少女との切ない恋が、とてもきれいで泣けてくる。 大人向けの絵本だな。
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文章が好き 作品全体の雰囲気が好き ◯ 内容結末に納得がいった ◯ また読みたい ◯ その他 寂しくて素敵な作品。
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胸が痛くなるファンタジー。「無垢」な少年。彼が愛し、それゆえに手放した少女。そして年老いて彼の元に戻って来たかつての「少女」。彼女に彼は「永遠」を与えず、束の間の生を共にすることを選んだ。選んだのは彼女か。知らなかったのかもしれない。その思い出を胸に彼は生き続ける。
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何の事前情報もなく、菊池先生の絵本ということで興味を抱き、購入。 ある意味、正しく「菊地秀行の絵本」であった。ぶれない。見事に。 繊細なタッチで描かれるNaffyさんの絵も世界観に合っていて、大変好み。 夜空にある小さな星の瞬きのように、寂寞と無垢と幸福を内包する(もしくは、せざ...
何の事前情報もなく、菊池先生の絵本ということで興味を抱き、購入。 ある意味、正しく「菊地秀行の絵本」であった。ぶれない。見事に。 繊細なタッチで描かれるNaffyさんの絵も世界観に合っていて、大変好み。 夜空にある小さな星の瞬きのように、寂寞と無垢と幸福を内包する(もしくは、せざるを得なかった)主人公の、切なくも美しい話。
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