京都スタアホテル の商品レビュー

柏井壽(著者)

2024/08/31

こういうごはん小説がたくさんある中で、出てくる食事も人間ドラマもピカイチでした。お寿司も中華もカツレツも美味しそうだったなあー！
こいしちゃんが出てきて嬉しかったですが、ドラマしか見たことないので小説も読んでみます。

2024/08/13

ストーリーテラーが印象的で、ホテルや登場する人物を予め知ることで、物語にスッと馴染んでいけました。
コロナ禍での不安な日々とそれぞれの暮らしに与えた影響、それでも良い方向へ繋いでいけるという希望があり、前向きな気持ちで読み終えることが出来ました。

2023/09/24

柏井さんらしい、人の人情が味わえる作品。
鴨川食堂のこいしちゃんが出てくるのも、柏井さんの作品を読んでる人なら、面白さも倍増します。
ホテルという限られた空間の中で様々な人間模様がこんな形で物語として語られるのはとても良いですね！

2023/08/16

ホテルといえば寝る場所って感じで、
ホテル内できちんと食事したことは一度だけ。
すっごく贅沢したなあ、
私、大人になったなあ、と思った。

機会があればまた、ホテルのおもてなしを
受けてみたいものだわ。

2023/07/30

お料理がどれも美味しそう…
一番食べたくなったのは握り寿司です(笑)
霞山さんのお話、最初は霞山さんのキャラが強烈でどうかなあと思いましたが、一番好きなお話でした。

2023/06/25

ま～～～～～～～～～～料理が全部美味しそうなんだわ…。
コロナ禍だった描写もあるからかな、余計に外食のステキさが描かれてる。

2022/12/02

コロナ禍の京都シティホテルが舞台の短編集。
美味しさよりもホテルのお客様のエピソードがメインのお話。
ホテルマンとホテルのレストランのおもてなしでお客様の人生が少し暖かくなるお話が詰まっていました。

2022/11/18

ちゃんとコロナ禍を描いてくれてるとホッとする。もうこれが普通だしな。ホテルオークラ京都らしきホテルをモデルにした話で、ホテル内の飲食店でのいい話。鴨川食堂のこいしちゃんも登場。美味しそうな話ばかりだが、私には縁がないなあ・・・

2022/10/30

老舗ホテルのレストランに訪れる客と
それを出迎えるスタッフの一夜の物語を紡ぐ短編集。
鴨川食堂のこいしちゃんも登場。
[図書館·10月30日読了]

2022/09/03

創業・明治三十年。老舗ホテル「京都スタアホテル」の自慢はフレンチから鮨まで、全部で十二もある多彩なレストランの数々。そんなホテルで、レストランバーの支配人を務める北大路直哉は、店を切り盛りする一流シェフや板前たちとともに、今宵も様々な迷いを抱えるお客様たちを出迎える―。仕事に暮らしと、すれ違う夫婦が割烹で頼んだ、和の牛カツレツ。結婚披露宴前夜、二人で過ごす母と娘が亡き父に贈る思い出のエビドリア…おいしい「食」で、心が再び輝き出す。『極みの京都』『鴨川食堂』でおなじみ、京都を知り尽くした著者が描くハートフルストーリー。

一度は行ってみたいホテルなのではないかな。いろんなレストランがあって、京都というだけあって格式ある感じ。ホテル自体もすごくいいけど、レストランだけの利用もしてみたい。支配人の北大路さんもチーフの雪さんも他のホテルスタッフもみんなお客様のことを考えている。

5つの話の中で一番好きだったのは、3話の「白蓮の親子ごはん」かな。田舎で小さな書店を営む母親と大きなチェーン店の書店に勤める息子。亡き父の思い出と一緒にホテル(でも息子の会社の福利厚生で泊まってる)で過ごす。中華のご飯も全て美味しそうだったしたお母さんが何かというと「お父さんも好きだったしね」という。田舎のお母さんぽくて好きだった。話の流れは、少し想像がついたけどすごく幸せな気持ちになった。

きっとお値段もそれなりに張るホテルなんだろうけど、一度は泊まってみたいなと思った。だけど、北大路さんや雪さんにあんな風に案内とかされたら気後れしてしまいそうだ。場違いな人間が来てすみませんって。でも、作中に出てきたいろんな料理を食べてはみたいんだよなぁ。

2022.9.3 読了