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失恋の準備をお願いします の商品レビュー

3.9

18件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    8

  3. 3つ

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2024/05/31

#読書 #読了 #浅倉秋成 『失恋の準備をお願いします』 「すべて、ラウンドアバウトだったんだよ」 ・上京間近のウィッチクラフト ・真偽不明のフラーテーション ・不可抗力のレディキラー ・寡黙少女のオフェンスレポート ・勤勉社員のアウトレイジ ・失恋覚悟のラウンドアバウト ...

#読書 #読了 #浅倉秋成 『失恋の準備をお願いします』 「すべて、ラウンドアバウトだったんだよ」 ・上京間近のウィッチクラフト ・真偽不明のフラーテーション ・不可抗力のレディキラー ・寡黙少女のオフェンスレポート ・勤勉社員のアウトレイジ ・失恋覚悟のラウンドアバウト 全6話から成る短編集

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2024/05/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短編集だけど、最後に話が繋がる。 読みながら、クスッと笑えて、最後には伏線回収があって、面白かった。

Posted byブクログ

2024/05/25

引き続き浅倉先生シリーズ。 冒頭なんだこれ!?!?ってなったけど、めっちゃサクッと読めたし、色々なエピソードの人物が繋がっていくのはおもしろかった。 サラリーマンの章めっちゃ笑った

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2023/10/01

星4.5 コメディタッチの恋愛短編の連作 純粋な恋愛小説を期待している人は、 手を取らない方がよいかも 同じ街での、ほぼ同時進行での話が 最後に全てが繋がり面白かったですよ

Posted byブクログ

2023/06/16

恋愛ファンタジー&コメディでした。章立てされていますが、それぞれの章が上手く絡み合っています。個人的には、モテ男の話が面白かったです。「全員に肯定されるのは、全員に否定されるのと同じ」確かにそうかもしれないなと。ただ、物語全体の世界観は自分には少し合いませんでした…。

Posted byブクログ

2023/02/11

はじめは軽いノリのコメディ感覚で読み進めてましたが、話が進行するにつれ、絡み合い最終章で伏線の回収。 全編通して爆笑、自宅で読んでいて良かったです。 笑いの中にも、サラリーマンの哀愁や、恋愛話ありで読み応えも十分ありました。 短編としても、小学生の話では最後の台詞が秀逸。全く悪...

はじめは軽いノリのコメディ感覚で読み進めてましたが、話が進行するにつれ、絡み合い最終章で伏線の回収。 全編通して爆笑、自宅で読んでいて良かったです。 笑いの中にも、サラリーマンの哀愁や、恋愛話ありで読み応えも十分ありました。 短編としても、小学生の話では最後の台詞が秀逸。全く悪意は感じないのですが、大爆笑。ブラックなユーモアが最高でした。 浅倉秋成さんの他作品を読んで、今回こちらを読みましたがギャップが大きく振り幅を感じました。すごい! 共通する部分があるのかもしれませんが、もっと読んでみたくなりました。

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2022/12/15

『アンジャッシュさんのコントに近いコミカルな作品』 日の下町を舞台に住民たちが繰り広げるドタバタ恋愛コメディ。5章までは各々の登場人物たちのストーリーが同時進行し、最終章でパズルのようにピタッとハマる。…いやラウンドアバウトのようにぐるぐる回って落ち着くところに落ち着くコミカル...

『アンジャッシュさんのコントに近いコミカルな作品』 日の下町を舞台に住民たちが繰り広げるドタバタ恋愛コメディ。5章までは各々の登場人物たちのストーリーが同時進行し、最終章でパズルのようにピタッとハマる。…いやラウンドアバウトのようにぐるぐる回って落ち着くところに落ち着くコミカルな作品。 いろいろツッコミどころは多いものの、建物が封鎖されたり、物が入れ替わったりといった突拍子もないことが起こるフラグがしっかりと施されており、ストーリー間の掛け違いが相互に作用して好循環を生み出す仕掛けがアンジャッシュさんのコントのようです。 『失恋覚悟のラウンドアバウト』というタイトルから改題して文庫化された作品であり、作中にもラウンドアバウトというワードが頻出します。よってラウンドアバウト(環状交差点)がピンとこない方は、どんなものか調べてから読むとイメージがつかみやすいと思います。日本では珍しいので…。 本作はユーモアたっぷりのコメディタッチに描かれていますが、『六人の嘘つきな大学生』のようにシリアスなミステリーまで描ける非常に幅の広い浅倉先生。作風は違えど、さんざん伏線を撒き散らせて最後は丁寧に回収するといった構成は、さすが本格ミステリー作家です。

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2022/10/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

6つの短編がちょっとずつ繋がっていって、ラストでパタパタっと繋がりまくる展開は、多角形の頂点を線で結んでいって、最後にすべての対角線を一気に結ぶみたいなイメージ。さらに、時々出てくる脱力肩透かし系の会話も含め、初期のころの東川篤哉さんの作品群を連想した。第1~5話までを少し忘れかけれている状態での第6話だったのだけれど、第6話のあともう一回最初から読み直したら、より楽しめるかも。タイトルは初出時の『失恋覚悟のラウンドアバウト』のままの方が作品内容に合っていなのではないかと思う。シリーズ化希望。

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2022/10/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

オムニバス形式で5人の人物視点で物語が進み、最終章で一気にそれまでの伏線が回収される。 作者が得意としている伏線回収が本作でも存分に発揮されていた。 作者の他の作品に比べて超能力いった要素がなくスッキリと読みやすかった。 もちろん他の作品もおすすめです。

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2022/05/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

恋の群像劇。嘘と本当と本心がない混ぜになった、おもちゃ箱の様な町。あっちとこっちとそっちが繋がる最終章までひとっ飛び。恋は速度を上げて結びつくだけなのだ。

Posted byブクログ