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ギフト の商品レビュー

3.6

166件のお客様レビュー

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2025/02/05

短編集。あっという間に読み終える短い話に、物足りなさを覚えながら、読み進めたが、短くてもきらりと光る物語に、どんどん引き込まれていった。さすがの原田マハさん。

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2025/02/02

20のショートストーリーと1つの短篇。 ほわっと心が温かくなる話、くすっと笑えるような話でリラックスしたい時にぴったりな本。 結婚、家族、仕事のテーマが多い。 「ささやかな光」 「茜色のリング」 「聖夜、電車に乗って」 「花、ひとつぶ」 「ドライブ・アンド・キス」 の順で以上5...

20のショートストーリーと1つの短篇。 ほわっと心が温かくなる話、くすっと笑えるような話でリラックスしたい時にぴったりな本。 結婚、家族、仕事のテーマが多い。 「ささやかな光」 「茜色のリング」 「聖夜、電車に乗って」 「花、ひとつぶ」 「ドライブ・アンド・キス」 の順で以上5つが素敵な話で良かった! 1話ごとにカラフルな淡い色のツモリチサトっぽい絵?デザイン?が挟まるのが癒されて、私の好みだった。

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2025/02/01

それぞれの作品にギフトがある… そんな作品たちでした。 自分にはギフトと言うと普通に、ものを想像していましたが、ものでは無い気持ちや思い出のこともギフトと言うことをこの本を通じて知りました。

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2025/01/31

稀代のストーリーテラーに相応しい一冊。 ショートストーリー&短編なので、普段ぶ厚めな傑作マハ作品ばかり読んでいる人には、物足りないかもしれない。 だからこそ、紅茶や珈琲を飲みながら、ゆっくり丁寧に読んで欲しい。そんな時間に寄り添ってくれる、ちょっとしたギフトのような本だと感じた。...

稀代のストーリーテラーに相応しい一冊。 ショートストーリー&短編なので、普段ぶ厚めな傑作マハ作品ばかり読んでいる人には、物足りないかもしれない。 だからこそ、紅茶や珈琲を飲みながら、ゆっくり丁寧に読んで欲しい。そんな時間に寄り添ってくれる、ちょっとしたギフトのような本だと感じた。 個人的に印象的だったのは、コスモス畑関連のストーリー。予期せず繋がっていく関係性が温かかくて、ほっこり。表紙に描かれている淡いイラストが、ストーリーの間にも散りばめられているのも、良いクッションになっていて素敵だった。 とても読みやすいので、普段本を読まない人へのプレゼントにもオススメ出来るかもしれない。実際あまり本を読まない方にオススメを聞かれて紹介したら、とても良かったと御礼を言われた経験も。ただストーリーの落ち着き具合から、割と大人向けと思われるのでご注意を。 しっとりおしゃれな本を読みたい気分の時に、是非。

Posted byブクログ

2025/01/09

もう、あまりにも良かった! 心がじんわり温かくなるような、そんな短編がいくつも収められていた。 マハさんの紡ぎ出す言葉たちがほんとうに温かくて、物語も優しさに溢れていて、 毎日って陽だまりの中にあるんだなあと日常に微笑みを浮かべられるそんな優しさが詰まってました。

Posted byブクログ

2024/12/01

心がぽかぽか温まる短編集。 わたしは初めての原田マハさん。詩のように短い短編なのに温かい言葉遣いと人間関係。 わたしは体験したことないできないかもしれない、普通の恋愛、普通の親子関係、ちょっと切ない気持ちになる、でも、みんなが幸せな日常。 「十五分後の春」が気に入った、毎回約束は...

心がぽかぽか温まる短編集。 わたしは初めての原田マハさん。詩のように短い短編なのに温かい言葉遣いと人間関係。 わたしは体験したことないできないかもしれない、普通の恋愛、普通の親子関係、ちょっと切ない気持ちになる、でも、みんなが幸せな日常。 「十五分後の春」が気に入った、毎回約束は何時十五分集合、『彼はいつも十五分前からそこで待っててくれてて、私が遅れてもいいように。私を余裕たっぷりの笑顔で迎えられるように。だから私の手を握る彼の手は、いつもあんなに冷たかったのだ。』そして、私も彼と別れた今、今の彼を笑顔で迎えられるように十五分前から待っている。素敵だ〜、わたしもそんな関係性になりたい人と逢いたい。 「ながれぼし」は母と娘の切ない絆。思わず涙が出てきた。親近感が湧いたわけでないし感情移入した訳でもないけど、なんだかわかる気がする。切ない気持ち。

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2024/11/21

原田マハ作品には温かさと独特の切れ味を期待していた。しかし当作には切れ味を感じなかった。文字数の少ない5〜6ページの短編が20編も続き、どれも少女向けポエムのような作風で大人が満足できるような内容には思えなかった。言うなれば原田マハでなくても書けそうなストーリーばかりを読まされて...

原田マハ作品には温かさと独特の切れ味を期待していた。しかし当作には切れ味を感じなかった。文字数の少ない5〜6ページの短編が20編も続き、どれも少女向けポエムのような作風で大人が満足できるような内容には思えなかった。言うなれば原田マハでなくても書けそうなストーリーばかりを読まされている気分だった。最終編の「ながれぼし」はそれまでとは違い、短編ながらボリュームがあり、ストーリーを楽しめる小説であった。後からの調べによると、短編集が「ギフト」のタイトルで先に刊行され、それに数年後に著された「ながれぼし」を加えて文庫化されたのが当書とのこと。主に家族がテーマとなっている点が共通しており、読み終えてみれば原田マハ作品の温かさを味わえてよかったと思えた。

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2024/10/06

優しいほっこりとする短編集。 ささくれ立っている気持ちが落ち着くが、優しすぎて逆に落ち着かない、と読むタイミングで受け取り方が変わってしまいそう。 読書慣れしていない人へのギフトにちょうど良い気がした。

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2024/09/30

何気ない日常が、 こんなにもキレイにかたどられている… 私の毎日も実はギフトで溢れているのかもしれない 好きな話は ・苦手な上司が退職になり、ホッとする主人公。そんな上司の代わりにプレゼンを任されることになるが…「雨上がりの花」 ・遠距離になってしまう彼が彼女に預けてくれたジャ...

何気ない日常が、 こんなにもキレイにかたどられている… 私の毎日も実はギフトで溢れているのかもしれない 好きな話は ・苦手な上司が退職になり、ホッとする主人公。そんな上司の代わりにプレゼンを任されることになるが…「雨上がりの花」 ・遠距離になってしまう彼が彼女に預けてくれたジャケット。そんな彼に彼女が託したものとは…「真夜中の太陽」 ・「君は十二月のカレンダーみたいな人だから。」そんな言葉を残した上司の真意を知ったとき、胸がじんわり温かくなる…「十二月のカレンダー」 ・こんな父婿関係いいなぁ。父が婿に言い放った言葉に父の偉大さを感じる「窓辺の風景」 ・電話の網棚に忘れ去られたクリスマスプレゼント。その持ち主を追っかけたものの間に合わずに駅にプレゼントを預けた女性。翌日彼女に訪れた最高のクリスマスプレゼントとは…「聖夜、電車に乗って」 ・安定した職業を捨て、パティシエという夢に進む娘。そんなに娘の夢を反対した父が娘に贈ったギフトとは…「ささやかな光」 マハさんのお話は 胸をじんわりと温めてくれる 本当にマハさんからたくさんギフトをもらった気分

Posted byブクログ

2024/09/30

短編集で読みやすかったです。 どれもほっこりする話で、いくつか短編同士が繋がってる感じなのも好きでした。 個人的には「ながれぼし」が一番好きでした!

Posted byブクログ