新本格魔法少女りすか(4) の商品レビュー
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西尾維新、りすかシリーズの完結巻。自分は後追いだったから、待たされなかったけども、当時は3巻のあの結末から14年間待たされたのキツすぎる。 が、納得。そういうことね。 それにしても、なんで14年間…もうちょい手前にしてあげればよかったのに… ハッピーエンドでよかった。西尾維新は何だかんだいって、捻くれたように見えたハッピーエンド厨だから安心できる。 最後の、愛しにいくか、という文章はすてき。 あとは、西尾維新ってかなりマザコン味があるよね。本作品はその象徴のようなストーリーだったかも。 ツナギさんが好きだったから、安心したよー。
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完結お疲れ様! 10話が2008年、11話以降が2020年の作品。コンプライアンスの変化の影響とかありそうだけど、近年は話の構成がマイルドな印象を受けちゃう…。3巻の右腕折れろ!ぐらいのテンションが好きかなー。 もう叶わない話だけど、2008年の作者に書かせたラストの方が面白いよ...
完結お疲れ様! 10話が2008年、11話以降が2020年の作品。コンプライアンスの変化の影響とかありそうだけど、近年は話の構成がマイルドな印象を受けちゃう…。3巻の右腕折れろ!ぐらいのテンションが好きかなー。 もう叶わない話だけど、2008年の作者に書かせたラストの方が面白いよきっと(確信)!時間って残酷!
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もう続きは無理かもと諦めていたので、完結してとても嬉しい。 西尾維新の作品は、ストーリーが好きで、このキャラが好きとかないのですが、創貴君は大好きでした。
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もっと長く続けてほしかった。 最後に3巻を読んだのが中学生の時、今はすっかり社会人になってしまった。
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シリーズ最終巻4巻目。 魔法の王国から送り込まれた六人の魔法使いを退けたあと、りすかは27才の姿から戻れなくなっていた。 ホテルの一室での戦闘が終わったあと、水倉破記が乗り込んでくる。 曰く、六十六万六千六百六十六人の魔法使いが長崎から城門を乗り越えて侵攻中だという。 ...
シリーズ最終巻4巻目。 魔法の王国から送り込まれた六人の魔法使いを退けたあと、りすかは27才の姿から戻れなくなっていた。 ホテルの一室での戦闘が終わったあと、水倉破記が乗り込んでくる。 曰く、六十六万六千六百六十六人の魔法使いが長崎から城門を乗り越えて侵攻中だという。 創貴、りすか、ツナギの三人は、逆にがら空きになった敵地、魔法の王国に乗り込むこと。 りすかの父親、水倉神檎とのラストバトル。 連載開始から休止を経て、17年越しの完結。 この17年を小説内で利用してるけど、なんかそれってなんだかなぁという感じがする。
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ところで当方『デリバリールーム』と『人類最強のヴェネチア』と本作を連チャンで読んだのだが、さすがに刊行時期が近いと「進研ゼミでやった問題だ!」みたいな既視感ならぬはっきりとした既視にとらわれること然りである。読んでいない『物語』の近刊もそんな感じだったら驚き。
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忍物語で予言された17年後の結末、混物語で西尾維新本人が書くことに自信をもち、他作家の物語を終わらせる姿勢に感銘を受けたためなんとか完結にいたった。 供犠創貴と水倉りすか、繋場いたちはキャンドルシティ博多ホテルの一室で結島愛媛、水倉鍵に杭でぼこぼこにされ(りすかは全身骨折)るが、...
忍物語で予言された17年後の結末、混物語で西尾維新本人が書くことに自信をもち、他作家の物語を終わらせる姿勢に感銘を受けたためなんとか完結にいたった。 供犠創貴と水倉りすか、繋場いたちはキャンドルシティ博多ホテルの一室で結島愛媛、水倉鍵に杭でぼこぼこにされ(りすかは全身骨折)るが、りすかの初潮で血が流れ27才りすかが登場し勝利、水倉神檎の箱舟計画を阻止するため17年後2020年の未来に飛ぶ(並行世界1)。 飛んだ先の並行世界で世界は何も変わらず自分の父親が死んでることを知った創貴は再び元の世界に戻り、長崎県森屋敷市の風車塔へ向かう。 水倉鍵をツナギが瞬殺、りすかの腹が膨張し巨大な赤子が生まれる。赤子に吹き飛ばされ海に落ちた創貴は心臓にナイフを突き立て、7割の海をりすかそのものとし、対決しようとする。 17年後の2020年(並行世界2=ほぼ現代世界)、病院で目を覚ました創貴は風車塔がある遊園地でかつての魔法使いたちが普通の人間として生きていることを知る、りすかの残滓の軍艦島を眺め感傷に浸り、世話になったナース在賀織絵と結婚し、知事となりいずれは国政にでて菅総理の後釜を狙う、2037年伝統コロナウィルスの中、りすかの生まれ変わりの子供を得る。
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17年ぶりの完結編だそうで、どこかの●中●樹先生の影響を疑ってしまうが、実際は大人の事情のようだ。とはいえ、若き日の西尾維新が生み出したキャラクターや設定はそれなりに魅力的で、ほとんど覚えていないにも関わらず、楽しく読むことができた。最近書かれた最後のパートは、どことなくエヴァン...
17年ぶりの完結編だそうで、どこかの●中●樹先生の影響を疑ってしまうが、実際は大人の事情のようだ。とはいえ、若き日の西尾維新が生み出したキャラクターや設定はそれなりに魅力的で、ほとんど覚えていないにも関わらず、楽しく読むことができた。最近書かれた最後のパートは、どことなくエヴァンゲリオン風味。
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※このレビューにはネタバレを含みます
・初期と現在の作風がいい感じにミックスされた最終巻。 ・折口きずなについてもっと深堀してほしかったです。 ・軍艦島のくだりはぐっときました。 ・同著者の小説「デリバリールーム」はこの本を書く過程で生まれた(産まれた)のかなあと推測。 ・休止期間の17年に絡めた展開が多く、この状況でしか書けなかった作品なんだなあと。 ・ヒロインが懐胎したシーンは衝撃でした。昼休みに読むもんじゃなかった(褒めてる) 全員そのまま幸せに暮らしてくれ………
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