上京物語 プレミアムカバー の商品レビュー
主人公の、祐輔と父親が書いた本の中の祐介と、自分の過去が怖いくらい重なっている経験が多くあり、まるで自分の人生について書かれている様な錯覚に陥りました。 きっとこの本を読んだ中年以降の方々も、そう思われたと思います。 若い時に、この本に出会いたかったけど、作者は私の子供位の年齢な...
主人公の、祐輔と父親が書いた本の中の祐介と、自分の過去が怖いくらい重なっている経験が多くあり、まるで自分の人生について書かれている様な錯覚に陥りました。 きっとこの本を読んだ中年以降の方々も、そう思われたと思います。 若い時に、この本に出会いたかったけど、作者は私の子供位の年齢なのでそれは無理でした。 今は、世間の常識と価値観は、自分の中の常識や価値観と乖離していることは、充分理解してますし、お金だけが人生ではない事も分かるし、高齢者の私には、残された時間が少ないので、お金も、大事だが、時間の方がもっと大事と言う事もわかるし、人生の中で、良い本に沢山巡り合う事が出来ると、自分の価値観や自分の屋台骨の一部になっていく感覚があり、兎に角、まだまだ色んな本を読んで、自分の血と肉と骨にして行きたいです。 この作者の、他の作品も、今読んでいますが、とても含蓄があり、改めて、色んな気付きが自分にもあり、良い作者に出会えて幸せです。 今更ですが、自分の子供達や、若い人達に、是非一読する様に、薦めたいと思います。_φ(・_・
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この主人公の様に大学に入る前、社会人になる前に読みたかった1冊。 世間の一般常識を考え直させてくれます。 私も社会人経験をして、一般常識よりも自分の意志を貫けば良かった!と後悔した事がいくつかあるので、社会人になる前、学生の時に読んでおきたかったです。 いやっ、今からでも遅...
この主人公の様に大学に入る前、社会人になる前に読みたかった1冊。 世間の一般常識を考え直させてくれます。 私も社会人経験をして、一般常識よりも自分の意志を貫けば良かった!と後悔した事がいくつかあるので、社会人になる前、学生の時に読んでおきたかったです。 いやっ、今からでも遅くない。この本に出逢えて良かったです。
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物語が妙にリアル(自分の人生でも起こりそうと感じさせるほど)だったので、次の内容が気になりスラスラ読めてしまった。 今の人生(自分は)このままでいいのかな?と感じている社会人の方に、一度読んでほしい本。
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何かを成し遂げたいと思いながら、それが出来ずに歳を重ねてしまう多くの人々の人生をモデルに そうならない為の生き方のヒントが詰め込まれた作品です。 資本主義であっても人の真の財産はお金では無く、時間であるという考えにハッとさせられました。 時間をその場しのぎのお金に変えるだけの労働...
何かを成し遂げたいと思いながら、それが出来ずに歳を重ねてしまう多くの人々の人生をモデルに そうならない為の生き方のヒントが詰め込まれた作品です。 資本主義であっても人の真の財産はお金では無く、時間であるという考えにハッとさせられました。 時間をその場しのぎのお金に変えるだけの労働ばかりしていても、何ら成し遂げられないのですよね。 喜多川泰さんの作品はどれも私とって多くの学びを与えて下さいます。次は「君と会えたから...」を読んでみます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
前半のストーリーは、祐介が何か決断をする度にハッピーエンドから遠ざかる気がして、不安感が募る一方だった。 ちょうど真ん中ぐらいで父親が息子へ向けた物語だったと知った時は、これ以上祐介の人生が狂っていくのを見なくて良いのだと安心した。 父親からのメッセージは、どれも心に響いた。 特に、幸せの基準は自分自身が決めること、挑戦し続けること、本を読むこと、これらは今すぐ実行することに決めた。
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