情報数学の基礎 第2版 の商品レビュー
タイトルには情報数学とあるが、普通に数論の入門書としても使うことのできる内容となっていて、整数や実数などの「数」の種類にはじまり、命題、論理演算、述語といった数学で必要な概念、そして集合、写像、関係、グラフといった数の関係性を説明している。数学を専門としない学生向けの教科書とい...
タイトルには情報数学とあるが、普通に数論の入門書としても使うことのできる内容となっていて、整数や実数などの「数」の種類にはじまり、命題、論理演算、述語といった数学で必要な概念、そして集合、写像、関係、グラフといった数の関係性を説明している。数学を専門としない学生向けの教科書ということもあり、適度に文章で書かれていて読みやすい。また、「コンピュータ内部での小数表現」が付録として巻末に掲載されているが、情報処理の教科書でもあまり見ないほど丁寧に説明されていて、この章だけでも読む価値がある。
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