ただ、そこにいる人たち の商品レビュー
表現未満、よい言葉だと思う。 誤配も。 価値観を揺さぶる実践、正解を見つけることに流れやすいから、揺り戻してもらえた。
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浜松にある、障がいのある人たちが過ごす場所をレポートしている本。 「表現未満。」 クリエイティブサポートレッツは、障害を持つ息子さんが一人の人間として自立して生きていけるようにと親御さんが作ったNPO法人。 障害を持つ子どもを持つ親が、自分が亡き後どうするか…と悩まれている話は...
浜松にある、障がいのある人たちが過ごす場所をレポートしている本。 「表現未満。」 クリエイティブサポートレッツは、障害を持つ息子さんが一人の人間として自立して生きていけるようにと親御さんが作ったNPO法人。 障害を持つ子どもを持つ親が、自分が亡き後どうするか…と悩まれている話はよく聞く。 ここでは発想がそっちへ向くのではなくて、どんなに大変な障害を持っていても、周りの人と一緒に、友達を作って生きていけばいいんだ、そのための環境を整えるというほうへ 向かっている。 なんかすごいなー
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「障害」とは何か。「共事者」の言葉こそ、無関係であると思っている私達の心に響く。自立とは無意識に依存していること。ゲンロンβの連載ともつながる。
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- ネタバレ
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とても面白かった。 「表現未満、」のメガネで世界を見たら違いを楽しみながら共生していけると思う。 当事者という言葉は、当事者でない人の無関心や遠慮を生み出し、問題の当事者を孤立させてしまう。 問題の当事者ではない人の関わりを許す「共事」により、問題に関わる人が広がることで、多様で質の高い支援が結果的に届く。そんな状況をデザインする。 障害者支援の現場の問題を、福島の原発問題と比較しながら考えていく本書は、軽妙な語り口で個性豊かなレッツのメンバーの日常と、レッツの革新的な実験・実践を記録している。 実際にレッツに行ってみたいと思った。
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